天草市は海の美しい街。イルカウォッチングも出来る

天草市は、熊本県天草地方の都市。
天草上島、天草下島、下須島、横浦島、通詞島等の有人島を有します。
2006年牛深市、本渡市、天草郡有明町、天草町、河浦町等が合併して「天草市」が成立。
人口は1970年頃までは約13万人いましたが、1990年11万2,068人、2000年10万2,907人…と徐々に減少し、2015年の調査では8万2,739人に。2023年には7万5,101人まで減少しました。
しかし、熊本県では熊本市、八代市の次に人口が多い街です。
交通アクセスとしては、天草飛行場があり、天草エアラインが天草と福岡空港・熊本空港を結んでいます。
市内には鉄道駅はなく、隣接する宇城市にあるJR九州「三角線」の三角駅が最寄りです。
電車などが走っていない分、産交バスが運行する路線バスが本渡バスセンターを中心として天草各地を網羅。
あまくさ号に乗れば熊本市内にある熊本交通センターにも行けます。
上島と下島は、天草瀬戸大橋や瀬戸歩道橋で繋がっています。
車道としては、高速道路は通っていませんが、国道266号や324号、389号、熊本県道24号、26号島が走行。
主要道路沿いには有明「リップルランド」、うしぶか海彩館といった道の駅もできています。
航路は充実しており、下島の北東部にある「本渡港」からは、宇城市の宇城港や上天草市の前島、熊本市の熊本港、水俣市の水俣港などに行けますし、牛深港からは鹿児島県出水郡長島町の蔵之元港に、鬼池港からは長崎県南島原市の口之津港に行けます。
さまざまな島や市町を船が結んでいるのが特徴です。
天草市は観光スポットの多い街で、烏峠展望所、黒島キャンプ場、温泉「河童ロマン館」、有明温泉さざ波の湯、天然温泉「愛夢里」、十三仏公園等の娯楽スポットの他、十万山、本戸城跡、遠見番所跡、殉教公園、大江天主堂、天草切支丹館等の歴史的スポットが多数。
御所浦白亜紀資料館、花岡山化石採集場、アンモナイト館、ニガキ化石公園等の化石に関連した施設も多いですが、何といっても海にまつわるスポットが多彩で、天草いるかワールド、四郎ヶ浜ビーチ、エビスビーチ、白鶴浜海水浴場等では海が満喫できますし、五和町沖などではイルカウォッチングも楽しめます。
また、市内にはショッピングセンターや映画館、病院といった施設も点在。
住宅型有料老人ホームやグループホームといったシニア用の施設も緩やかに増えています。
住宅型有料老人ホームは入居時の頭金0円、月額利用料10万円未満。
介護だけでなく、医療サポートも受けられるのが魅力です。
自然に包まれた施設で、優雅なシニアライフが送れるでしょう。