北陸地方で指折りの温泉街を有する都市です

石川県の南西端に位置する、加賀市。
東側で小松市と隣接しているほか、西側の福井県との境界線を挟んで勝山市・坂井市・あわら市と向き合っています。
北側は日本海に面した海岸線です。
南側を中心に半分以上の土地が高地・緑地となっており、市街地や工業地域は主として北側の沿岸地域に集中しています。
加賀市は観光業が盛んな都市でもあります。
小松市との県境に近い地域は見晴らしの良い山が並んでおり、登山客などがよく集まる場所です。
大日山は、周囲の土地全体が県立自然公園の指定を受けている名峰。
鞍掛山・刈安山も登山客に人気が高いです。
山岳地帯が広がっているため、加賀市には温泉が多いという強みがあります。
山代温泉・山中温泉・片山津温泉がその典型でしょう。
特に小松市との境界線に近い付近に温泉が集中しており、加賀温泉郷と呼ばれて付近の住民に愛されてきました。
山代温泉や山中温泉のように古くから温泉街として栄えてきた地域には、蓮如・松尾芭蕉・北大路魯山人・与謝野晶子のような数多くの著名人が訪問したことを伝える記念物が残されています。
観光名所は山間部ばかりではありません。
北側には越前加賀海岸国定公園がつくられています。
この公園は、片野鴨池・中池見湿地のような貴重な動植物の生息地・飛来地を抱えています。
全国的に名高い東尋坊や加佐ノ岬のように、どんな方でも歓声を上げるような素晴らしい景観をふんだんに有している名所です。
加賀市で列車を用いた遠出をお考えになるときは、JRの北陸本線をお使いになるとよいでしょう。
また現在、北陸新幹線が加賀市内まで延伸される計画が進行中です。
北陸鉄道グループは、市内の路線バスの運行も実施しています。
そのほか日本海観光バスは、旅客向けの周遊バスを運行しています。
幹線道路に関しては、高速自動車国道が市内で簡単にお乗り入れできて便利です。
加賀市の人口は、約20年前から減少がはじまりました。
2023年には人口6万3,486人となっています。
同年の高齢化率は35.4%を記録しています。
現在の加賀市はさまざまな種類の介護施設が建設されています。
グループホーム・介護老人保健施設・ケアハウスは特に見つかりやすい状態。
また、サービス付き高齢者向け住宅・介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホーム・介護療養型医療施設などにご入居の機会があるでしょう。
病院へ御用があるときは、加賀市民病院や山中温泉医療センターなどのご利用が可能です。