自然にあふれ、窓外の景色の良い老人ホームが多数

可児市は、岐阜県の中南部にあり、1982年から市政が開始した、とても若い街。
市の北側に有名な木曽川が流れています。
また、愛知県との県境にあるため、名古屋市のベッドタウンとして人気がでました。
市の西部、すなわち名古屋市側を中心に飛躍的に人口が増加。
現在は緩やかに減少中です。
交通アクセスとしては、東海旅客鉄道の太多線や名古屋鉄道の広見線などが運行。
バスもコミュニティバスである「さつきバス」や東鉄バスが市内を循環しています。
可児市の2023年の高齢化率をみると、可児市の総人口は約10.6万人。
そのうち高齢者人口は約2.8万人で、高齢化率は28.5%です。
市は5人に1人は高齢者という現状に直面しています。
可児市も高齢化対策および高齢者の生活サポートに本腰を入れるべき時期が来ているのです。
可児市は高齢化社会に備え、ニーズに応えた介護系事業を展開。
その中で、早急な施設入居が必要な方が、公的介護施設に低料金でショートステイできる「虚弱高齢者ショートステイ事業」などを行っています。
入居は1週間程度ですが、介護者の急な病気の時などに入居できるので、在宅介護者に好評のようです。
また、緊急時に通報ができる携帯電話型の通報器を貸与し、24時間体制で安否確認などに対応。
そして地域包括支援センターでは介護相談だけでなく、幅広いジャンルの相談を受けつけています。
市内の住宅型有料老人ホームは敷金に当たる入居時の一時金が0~20万円程度。
安い施設は月額利用料が10万円を切る場合も。
最近は看護体制も充実しており、胃ろうなどの医療サービスも可能な場合がありますので、高度な医療看護が必要な方も、施設に相談してみると良いでしょう。
グループホームは入居時の一時金が0~20万円で、月額利用料も15万円程度、ホームによっては10万円未満のプランもあります。
のびやかな雰囲気ですので認知症の方にはおすすめです。
可児市は薔薇が有名で、緑豊かなエリアも多い街ですから、介護施設も景色のよい所が多いようです。
自然の中をみんなで散歩したり、花見をしたり…と、可児市ならではのスローライフが楽しめます。
料金も都市圏と比べるとそこまで高額ではありませんし、総費用も介護度によります。
サービス内容は介護施設によって本当にさまざまですので、予め見学に行って内容を聞いてみると良いでしょう。
料金の見積もりなども出してもらえます。
「入居したら思いのほか料金が高かった…」ということにならないように事前に全体把握をしておくと良いと思います。