南宿駅周辺は静かな住宅地。サービス付き高齢者住宅は夫婦入居可能

南宿駅は、岐阜県羽島市足近町の南宿北出に位置する名古屋鉄道「竹鼻線」の駅です。1921年(大正10年)に誕生し、1972年に無人化されました。
現在はICカード乗車券「manaca」も利用可能な地上駅で、2面2線のホームには笠松・名鉄岐阜方面行き上り列車と、新羽島方面行き下り列車が停車。上下線ともに毎時4本ほど運行されており、朝の5時から深夜23時まで発着しています。
2013年度の調査によると、1日平均乗降人員は899人で、竹鼻線・羽島線の全10駅中第10位という少なさです。通勤時間以外、ゆっくり列車に乗れるでしょう。
バリアフリー設備としては、車椅子用トイレなどはありませんが、新羽島方面ホームへは車椅子用スロープが設置されました(笠松方面ホームへは係員の補助が必要)。
南宿駅の西側には県道1号(水郷ハナミズキ街道)が通っており、南西には県道151号も。沿線にはコンビニなどが点在しています。駅の東には木曽川、西には長良川が流れ、駅の北西には境川も流れています。境川の沿岸には坂巻運動公園も。
北隣の「柳津駅」までは2.3kmと遠いですが、柳津駅まで行けば、駅周辺には大型商業施設「イオン」や「カラフルタウン岐阜」などがあります。カラフルタウンにはさまざまな専門店から映画館、耳鼻科や眼科まで入っているので大変便利。一方、南隣である「須賀駅」までは0.9kmと近く、南宿駅の以南のエリアは駅が利用しやすいです。
駅エリアにはグループホームやサービス付き高齢者向け住宅といったシニア向けの住まいもできました。グループホームは入居時の費用10万円前後、月額利用料は食費込みで10万から15万円の間で、場所によっては月額が10万円を切る場合も。安さも人気要因のひとつです。
どのホームも24時間体制でスタッフが見守りを行っているので安心です。レクリエーションも豊富で、カラオケや囲碁将棋、園芸などを楽しむこともできます。
一方、サービス付き高齢者向け住宅は15万以上から30万円以下、月額利用料は15万円以下です。2人部屋があり、夫婦入居できるのも魅力。介護費用は別途加算ですが、食事の用意や軽い清掃などの生活サポートが受けられるため、気楽に過ごすことができます。自由度が高く、外出も楽しめるのも嬉しいところです。
南宿駅エリアは静かな住宅地。建物もあまり密集しておらず、のんびりとしたシニアライフにちょうど良いかもしれません。ぜひ、エリア内のシニア向けの住まいに見学にお越しください。