下呂市は自然豊かな街。高齢者住宅は天然温泉付きでも料金が安め

下呂市は岐阜県中部の都市で、市内には御嶽山がその裾野を広げ、周辺には自然公園も多数。
岐阜県でも屈指の自然溢れる緑の都市です。
市域の9割が山林で、1割のエリアに農業地、商業地、住宅地が作られています。
市街地には図書館などの公共施設も多く、冬は雪が多い地域ですので、市内に除雪センターがあるのも特徴。
街の中央を飛騨川が南に流れ、川に沿って国道41号線やJR高山線が走っています。
また、国道266号線257号線なども整備されていますので、車での移動はスムーズでしょう。
豊かな自然のおかげで温泉が多く湧き出ており、さまざまな温泉が楽しめます。
特に「下呂温泉」は水質が素晴らしく、有馬温泉、草津温泉に並んで日本三大名泉の一つと謳われる名湯。
人口約3.0万人、高齢化率は40.5%の街(2012年調査結果)。
高齢化率が年々深刻になっているため、下呂市は高齢者福祉サービスにも力を入れています。
その一環として、高齢者が趣味活動などを行い、その活動を通じて「生きがいづくり」ができるようサポートする事業も展開。
一方、デイサービスなどに通い、心身の健康維持に努める「通所型介護予防事業」なども推進。
デイサービスを実施している事業所が市内に多数ありますので、こちらも気軽に参加して、楽しく過ごしていただきたいです。
下呂市はその他にも多彩な高齢者向け福祉サービスを実施していますので、遠慮せず市のサービスを利用してみると良いと思います。
また、飛騨川沿いには介護施設が点在しており、入居時の費用及び月額利用料が10万円前後のグループホームも。
もともと、グループホームは認知症専門ですので、重度の認知症でも受け入れてもらえるのが魅力です。
ご家族で認知症が進んだ方がおられるなら、在宅介護に行き詰まる前に、地域包括支援センターやケアマネージャーなどに相談して、入居相談をしてみるのも大事でしょう。
さらには、下呂市の主要駅である下呂駅(JR高山線)の周辺には高齢者住宅も多く、こちらもグループホーム同様、入居時の費用・月額利用料共に10万円前後の所も。
中には天然温泉付きの高齢者住宅もあります。
しかも市内の介護系の施設や住宅は他の市町村と比べると比較的どこも安めなので、入居の検討がしやすいのもメリット。
下呂市は美しい山々、鮮やかな緑、綺麗な空気…体に良い環境が揃っていますので、シニア世代にもおすすめの街です。