枯木灘の絶景が、この地域の最大の魅力でしょう

和深駅がある場所は、海岸が目の前まで迫っている場所。この海岸は「枯木灘」と呼ばれており、景色のよさで古くから定評があります。枯木灘は、熊野枯木灘海岸県立公園の一部に含まれています。
南側に広がる太平洋とは対照的に、駅の北側は広大な山岳地帯の周縁部となっています。海岸に沿って細長く延びる平地に、集落が形成されてきました。和深駅のプラットホームから周りを見回していただくと、駅の西~北西側・真北側・南東側に建物がかたまっている様子をご覧になれます。
和深駅は、国道42号線のすぐそばに建てられている駅。この42号線をご利用になると、太平洋岸にそって東西に移動していただけます。また、県道39号線にも近く、真北の山間部を楽に通行していただけます。
和深駅は、JRのきのくに線に所属する駅です。管内では、お乗り換えが可能な駅にアクセスする場合、50キロ以上移動していただく必要があります。発着駅である新宮駅まで出向いていただくと、きのくに線内の亀山駅方面に出発可能となります。
反対方向では、紀伊田辺駅まで足を運んでいただくと、快速列車へのお乗り換えが可能です。紀伊田辺駅から40キロ以上お進みになると、御坊駅に到着します。御坊駅では、紀州鉄道線へのお乗り継ぎができます。
和深駅の利用率は、20年以上前から少しずつ低下している模様です。1日平均の乗客数を計算しますと、今世紀に入った時点ですでに50人を切っていたことが判明します。その後は、微増と微減を不規則に繰り返しながら現在に至ります。2010年代に入りますと、20人を上回る年と下回る年が両方確認されています。
施設の種類に関しては、グループホームおよびサービス付き高齢者向け住宅が比較的見つかりやすい地域です。月額使用料な入居一時金については、10万円台のところをおそらく見つけられます。