あせび公園のそばに、あせび温泉がオープンしています

徳島県の北東端に位置する、板野郡板野町。
香川県との境界線に接しており、北部の山々の向こうに東かがわ市があります。
また県内では、鳴門市や板野郡の上板町・藍住町に囲まれています。
町のほぼ北半分は、阿讃山脈で占められているため豊かな自然が今なおふんだんに残っているのが最大の特徴。
その一方、平地となっている町内の南半分は市街地および農地として使用されています。
板野町のほか、隣接する鳴門市や藍住町はJリーグに所属するプロサッカーチーム、徳島ヴォルティスのホームタウンです。
板野町内には、この名門クラブにとって大切な拠点となっている練習場である徳島スポーツビレッジが置かれています。
板野町に人が住み着いた時期は非常に古く、古墳時代にはすでにかなりの人口が集まっていたことが数々の史料から証明されているほど。
愛宕山古墳などは、県の文化財の指定を受けています。
板野町は四国八十八ヶ所を参拝する方々にとってきわめて重要な土地です。
板野町にある亀光山金泉寺・黒厳山大日寺・無尽山地蔵寺は3番目から5番目の札所なのです。
実際に現在も、町内をお散歩でもしていただくと、お遍路さんとすれ違うことは全然珍しいことではありません。
気軽にお楽しみいただける施設に、あせび公園があります。
30数年前に建てられた公園で、板野町の木に選ばれているあせびが大量に生えており、独特の景観が印象的。
ゆっくりと散策していただける遊歩道がありますし、頂上の展望台から雄大な光景をたっぷりとご覧いただけます。
また、公園の近所にあるあせび温泉は、今世紀に入ってから開業したばかりで、設備が全体的に新しい入湯施設です。
町内のご高齢の方々がよく訪れます。
新しく町内の施設にご入居なさった場合は、この温泉をご利用になると数多くの地域の方々と交流を深めるきっかけになることでしょう。
板野町の人口は、今世紀がはじまったころにピークに達しました。
その後はゆっくりと減少しています。
町内の高齢化率は、2023年には33.8%と全国平均と比較すると高い数値となりました。
介護施設の状況は、昨今はグループホームが見つけやすい状況です。
そのほか、介護老人保健施設・特別養護老人ホーム・介護療養型医療施設のような公営の施設や、サービス付き高齢者向け住宅のような民営の施設が徐々に増えてきました。
是非、見学・体験入居などにお出かけになってはいかがでしょうか。