名西郡石井町は桜や藤の名所が多い町。商業施設も多数

名西郡石井町は、徳島県の北東部に位置する町で、徳島市のベッドタウンとして発展しました。
2023年の人口は2万5,097人となっており、最近はやや減少傾向に転じています。
農業の盛んな町でもあり、白菜、キャベツ、ごぼう、大根、きゅうり、野沢菜、馬鈴薯など野菜の特産品が豊富。
あんころ餅の一種である「銘菓ふぢ餅」はお土産として知られています。
交通関係では、町の東西をJR徳島線が通っており、隣接する徳島市へのアクセスを容易にしています。
町内には2駅が設置されていて、主要駅は石井駅です。
路線バスとしては、徳島バスが市内を走行しています。
石井町の南部にある前山公園は、平地が広がる石井町の中で、唯一の高台にある総合公園。
町内を一望できるスポットとして多くの町民に親しまれています。
町南東部には「野鳥の森」もあり、町民の森林浴スポットになっています。
全国からバードウォッチャーが訪れる鳥のスポットです。
町内を流れる吉野川沿いには「第十桜づつみ公園」が整備されており、桜の名所として有名です。
また、約160本の桜並木が見られる県立農業大学の桜は「農大の桜 通り抜け」と呼ばれ、多くの花見客で賑わう桜の名所。
200mの桜並木が織り成すトンネルは圧巻です。
夜間にはライトアップも行われ、幻想的な夜桜を眺めることが出来ます。
樹齢200年を数える「地福寺の藤」も人気で、毎年春から初夏にかけて白と紫の2色の藤が咲き乱れます。
開花時期に合わせて行われる「ふじまつり」は石井町の風物詩です。
さらに、夏には「石井町ふじっこちゃん夏祭り」が開催され、石井町のマスコットキャラクターであるふじっこちゃんが祭を盛り上げ、花火大会も行われます。
8月の「石井町納涼夏まつり」も賑やかです。
石井駅を中心に市街地が形成されていましたが、最近は郊外の方に大型ショッピングセンターを含めた商業施設が増えています。
クリニックも町内各所に点在しており、隣接する徳島市には総合病院もあるので「安心」といった声も聞かれます。
近年は、グループホームなどのシニア向けの住まいも誕生。
グループホームの中には、完全個室でプライバシーを大事にできるホームや、豊富なレクリエーションが楽しめるホーム、四季折々の食材にこだわったホームや、のんびり休憩できる設備の整ったホームなどがあります。
加えて、使い慣れた家具などを持ち込んでもよいホームや、美しいビオトープの傍にあるホームも。
どのホームも快適な暮らしができるよう、生活サポートなどを充実させているのでおすすめです。