松江自動車道の改築で、市外への移動が便利になりました

島根県の東部に位置する、雲南市。
出雲市や松江市をはじめ、計6ヵ所の自治体に取り囲まれています。
2004年に、旧大原郡の大東町・加茂町・木次町と飯石郡に属していた三刀屋町・掛合町・吉田村が合併して発足した新しい都市です。
市の地形は、南北で好対照をなしています。
南部は中国山地に連なる山間部で、北部は出雲平野に含まれているため平地が多く、人口も多いです。
雲南市を象徴する史跡に、三刀屋城跡があります。
三刀屋氏を皮切りに、尼子氏や毛利氏など中国地方で活躍した有力豪族が相次いで城主を務めてきました。
30年ほど前に、県から史跡の指定を受けました。
自然にまつわる名所でしたら、龍頭八重滝がおすすめ。
これは日本の滝百選に選出されている瀑布軍群で、八重滝や龍頭が滝など壮麗な滝が目白押しです。
斐伊川の沿道に近づいていただくと、堤防に沿って植えられた2キロ程度の桜並木が見えてきます。
800本前後の桜が植えられており、開花の時期に入ると行灯が設置されて美しさが一段と強調されます。
この期間中は、近くの駅前の舞台などを用いてさまざまな催事が実施されるため、楽しみは尽きません。
雲南市は温泉郷が多い都市でもあります。
海潮温泉は、露天風呂を用意している昔ながらの旅館が並んでおり、風情のある場所です。
ホタルの生息地でもあるため、美しい夜景をご覧いただく機会もあります。
出雲湯村温泉では、今世紀初頭から足湯のサービスが開始されました。
通常の旅館なども健在です。
雲南市で鉄道をご利用になりたいときは、JRの木次線がおすすめです。
現在市内に、駅が7ヵ所設置されています。
路線バスに関しては、一畑バスや谷本ハイヤー、スサノオ観光などのサービスをご利用可能です。
市営のコミュニティバスは、市域の大半を巡回するためとても便利です。
幹線道路については、松江自動車道にお乗り入れできるインターチェンジが市内に3ヵ所存在します。
雲南市の人口は、昭和後期に横ばい気味になった時期がありました。
昭和の終わりころから減少がはじまり、2023年には3万5,738人となっています。
高齢化率については同年に40.3%というデータが公開されました。
現在の雲南市で介護施設へのご入居をご希望でしたら、グループホームや特別養護老人ホームを筆頭に公的な施設が見つかりやすい状態です。
介護療養型医療施設や介護老人保健施設などを発見していただける機会もあるでしょう。