海岸付近から内陸部まで、目を見張る名所が続々と見つかります

隠岐諸島の東端に位置する、島後。
この島の全域を占めるのが隠岐郡の隠岐の島町です。
2004年に、旧西郷町・旧布施村・旧五箇村・旧都万村が合併して誕生しました。
隠岐の島町は山がちな土地柄で、山間の低地に人々が定住してきた歴史があります。
いちばん目立つ山といえば、おそらく大満寺山でしょう。
この山は中国百名山のひとつに選出されています。
隠岐の島町を代表する景勝地に、浄土ヶ浦海岸があります。
大山隠岐海中公園の一部で、沖合に浮かぶ数々の島・岩礁の美しさや透明度の高い海水の美しさが印象的。
松林が立ち並ぶ風景も絵に描いたような美しさで、観光の目玉として尊ばれてきました。
そのほか、那久岬や白島海岸などが沿岸地帯の主要な名所です。
壇鏡神社のそばに近づいていただくと、壇鏡の滝をご見物できます。
これは日本の滝百選や名水百選に選出されている、折り紙付きの名所。
大量の川水が流れ落ちる様子を、裏側からご覧いただくことも可能です。
豊かな自然が太古の昔と変わらず残されている隠岐の島町では、杉の巨木がたくさん見つかります。
杉は町の木でもあるため、近年は保護活動が自然と活発になっています。
観光客の間で評価が高い巨木は何かと近隣の住民に問いかければ、八百杉やかぶら杉、岩倉の乳房杉あたりの名前が返ってくるでしょう。
いずれも、樹高が30メートルにおよび、間近によってご覧いただくと迫力を存分に味わっていただけます。
内陸部では、油井の池や亀の原水鳥公園などが、豊かな自然を感じ取っていただける名所です。
いずれも、静けさに満ちており散策を楽しんでいただく場所としても適しています。
隠岐の島町で路線バスにお乗りになりたいなら、一畑電鉄グループが運行するサービスをご利用可能です。
町営のコミュニティバスへのご乗車もできます。
幹線道路では、国道485号線がよく使われている車道です。
島外への移動については、隠岐世界ジオパーク空港からの空路と、西郷港からの海路と2通りの手段をお選びいただけます。
隠岐の島町の人口は、昭和末期から減少傾向が続いています。
2023年には人口1万3,551人との調査結果が出ています。
高齢化率については同年に41.5%というデータが公開されました。