景色の良い海岸でのお散歩はとても快適です

日本海に浮かぶ、西ノ島。
この島全体が、隠岐郡西ノ島町として独立した自治体を構成しています。
島のほぼ全域が山林地帯です。
周囲の海は漁業に非常に適していることから、古来漁業が栄えてきました。
景勝地に恵まれた西ノ島町ですが、ひと際目立つのは国賀海岸でしょう。
10キロ以上におよぶ長大な断崖が続いています。
摩天崖はその中でも非常に目立つ絶壁です。
観音岩や通天橋のような、自然につくられた岩の美しさをお楽しみいただける場所も人気が高いです。
赤尾展望所に足を運んでいただくと、海岸全体を楽々と見渡していただけます。
現在、町内に海水浴場が2ヵ所設けられています。
外浜海水浴場と耳浦海水浴場は、夏休みの時期の到来とともに一気ににぎやかになる場所。
釣りやバーベキューといった目的でもよくつかわれています。
もちろん、ゆっくりと散策に興じていただくことも可能です。
隠岐諸島は歴史が長い島です。
よって、西ノ島町にも長い歴史を感じていただける史跡はあちこちに点在しています。
神社は各地区に建てられていますが、観光客の間で人気を集めてきたのは焼火神社と由良比女神社の2ヵ所でしょう。
焼火神社は、およそ四半世紀前に国から重要文化座の指定を受けました。
迫力のある社殿なども見どころですが、周囲の景観もおすすめ。
遊歩道を歩いていただくと、雄大かつ優美な自然をじっくりとご堪能いただけます。
由良比女神社は海中に建てられている鳥居が有名です。
西ノ島町は鉄道が開通している場所ではありません。
町内の交通手段は、主に車両となります。
民間のバス事業者は進出していませんが、町営のコミュニティバスがあるためご近所への移動はなかなか快適です。
島の外への移動については、船舶を用いることになります。
隠岐汽船が運航するフェリーが、島と松江市の七類港を往復しています。
なお周囲の島への移動に関しては、隠岐観光が運航する航路をご利用可能です。
西ノ島町の人口は、昭和末期に一時的に微増した時期がありましたが、その後は減少が続いています。
2023年には2,606人との調査結果がでました。
同じ年の高齢化率は48.1%というデータが公表されています。
西ノ島町で余生をゆっくりとお過ごしになりたいとお考えの場合、ご入居可能な介護施設は主として特別養護老人ホームあたりになります。
健康状態によっては、介護療養型医療施設へのご入居できる機会もあります。