無理のない金額で入居可能な介護施設がたくさん

東は鈴鹿山脈、西は琵琶湖岸まで伸びている地理的に東西に長い東近江市。
「東近江大凧まつり」などの楽しいお祭りが開催されるだけでなく、万葉集で有名な「万葉の森船岡山」や、近江温泉、老舗の懐石料理、フルーツ狩りなど観光客も喜びそうなスポットやグルメのある都市です。
市の中心となっている駅は、近江鉄道「本線」や「八日市線」の止まる「八日市駅」で、市役所もこの駅の近くにあります。
他にもJR西日本の「琵琶湖線」が市内を通ります。
バスは西日本JRバスの「びわこドリーム号」や名鉄バスの「名神ハイウェイバス」など多数の高速バスが乗り入れており、東京駅・横浜駅・名古屋駅・大阪駅といった主要駅に直通で行けるようになっているので便利です。
そして、市内では近江鉄道の一般路線バスや、東近江市のコミュニティバス「ちょこっとバス」が運行されています。
東近江市エリアは交通網が比較的整っているため住みやすい場所ですが、高齢化率は27.0%を超えており「5人に1人は高齢者」という現状。
2005年には15,589人だったのが2023年には30,461人まで増加しています。
市は高齢者とその家族の生活を守るため「高齢者福祉安心ダイヤル」を設置。
被介護者と介護する方がさまざまな悩みを相談できるようにしています。
さらに、「東近江市家族介護者の会」を発足。
介護に関わる人々の「お互いに支え合う仲間づくり」をサポートしています。
その他にも多数の高齢者福祉サービスを実施していますので、健康福祉部福祉総合支援課(地域包括支援センター)に話を聞いてみると良いでしょう。
また、市内には介護施設もあります。
サービス付き高齢者住宅でしたら入居時の費用10万円以下、月額利用料が12~22万円程度のプランもありますので、金額的にも無理なく入居できるようになっています。
サービス付き高齢者住宅は基本的に介護サービス代が別途加算されますが、完全個室で部屋も広めなのがメリット。
さらに24時間体制での見守りをスタッフがしており、場所によっては夫婦入居も可能ですから「夫婦2人暮らしでは何かあった時が不安…」というご夫婦にもおすすめです。
「年を重ねるにつれ、病気と付き合いながら生活をせざるを得なくなった」という方も多いと思います。
余り無理をせず、スタッフが常駐する高齢者住宅などを上手に利用して楽しいシニアライフを送っていただきたいです。