「水と緑のシンフォニー」が町の代名詞です

岩手県の中央部分からやや北東寄りに位置する、岩泉町。
現在の本州で、いちばん広い面積を持つ町として記録されています。
南側で接する宮古市、西側で接する盛岡市をはじめ隣接している自治体は多いです。
東端は太平洋に面した海岸線です。
町域の大半が山林地帯で、その合間に細長く集落や交通機関がつくられてきました。
沿岸部は、青森から宮城まで広がる三陸復興国立公園の一部です。
この地に建てられている熊の鼻展望台は、国立公園内の素晴らしい眺めをたっぷりとお確かめいただける、便利な展望施設として重宝されてきました。
岩泉町は山や盆地、谷や渓谷が多い町です。
観光資源については、その山の恵みにちなんだところが目立ちます。
洞窟潜水や名水百選にも選出されており、極めつけの名所と呼べるでしょう。
内部にある地底湖は、水の透明度が非常に高いことで有名です。
また良質の腐植土のおかげでほどよくろ過されており、ミネラルウォーターとして販売されています。
岩泉町にはもうひとつ、巨大な鍾乳洞があります。
安家洞は、日本一の長さを持つことが確認されている洞窟です。
内部は迷宮や神殿など、自然につくられた多様な構築物をご覧いただけます。
夏になるとホタルが近くに出現するため、中にお入りにならなくても美しい光景をご鑑賞できます。
岩泉町で鉄道をご利用になるなら、岩泉小本駅に足を運んでいただくとよいでしょう。
三陸鉄道の北リアス線をご利用できます。
路線バスについては、JRバスグループや岩手県北バス、東日本交通など種類が豊富です。
盛岡市や宮古市の中心市街地に直行していただける便利な路線をご利用可能です。
また、町営のコミュニティバスへのご乗車もできます。
幹線道路に関しては、国道45号線・340号線・455号線などをご利用できます。
岩泉町の人口は、半世紀くらい前から減少中です。
2023年の調査の直後に、8,310人という集計結果が公開されました。
高齢化率については同年に、45.9%というデータが公表されています。
岩泉町内で運営されている介護施設へのご入居をお求めでしたら、グループホーム・特別養護老人ホーム・介護老人保健施設などがあります。
医療機関については、岩泉病院がバスやタクシーで通院しやすい位置にある上に、多様な科目に対応しているためおすすめです。