温泉街が多い都市です。祭事の多さも光ります

石川県の中央部分からやや北寄りに位置する、七尾市。
鹿島郡の中能登町、羽咋郡の志賀町、鳳珠郡穴水町に囲まれています。
南東端の富山県との境界線を挟んで、氷見市と向かい合っています。
東側は富山湾や七尾湾に面しているため長大な海岸線を持っているのが特色です。
七尾湾内に浮かぶ能登島は、全域が七尾市に属しています。
市内は全体的に緑が豊富で、市街地は七尾西湾から七尾南湾の沿岸地域に主につくられてきました。
特に七尾南湾の南岸は、中心市街地となっています。
七尾市は古くからさまざまな豪族が進出してきた地域でした。
室町時代から安土桃山時代にかけては、七尾畠山氏が勢力を伸ばし、七尾城を建造しています。
この城跡は2006年に、日本100名城に選出されています。
七尾市は温泉がたくさん湧き出していることで昔から有名でした。
和倉温泉・赤崎温泉・湯川温泉などは温泉郷として発達してきました。
和倉温泉は、純日本風の旅館から現代風の巨大ホテルまで、さまざまな宿泊施設の中から宿をお選びいただける点が魅力です。
また催事が豊富です。
正月明けと夏休み期間中の花火大会や、6月の能登よさこい祭りはとりわけ有名で、この地方全体を象徴する風物詩となっています。
湾岸地域が多い都市のため、海水浴場が目立つ点も七尾市の主要な特徴でしょう。
塩津海水浴場・そわじ浦海水浴場あたりがよく知られています。
七尾マリンパークのように多目的で使用される施設も沿岸一帯に多くみられます。
七尾市で鉄道のご利用をお求めのときは、JRの七尾線やのと鉄道七尾線をお使いになるとよいでしょう。
路線バスについては、北陸鉄道グループ・丸一観光・田鶴浜交通・能登島交通などのサービスをご利用可能です。
田鶴浜交通は、タクシーの運行にも非常に力を入れており、地元では存在感が非常に強い業者と呼べます。
幹線道路については、国道249号線にお乗り入れできるバイパスが2ヶ所設置されています。
七尾市の人口は、1980年代にピークを迎えました。
その後はゆっくりと減少しており、2023年の段階では4万9,259人という集計結果が公開されています。
同年の高齢化率は38.8%でした。
七尾市内で介護施設へのご入居をご検討中でしたら、特別養護老人ホーム・グループホームのほか、介護付き有料老人ホームなどの中からお選びいただけます。
医療面では、七尾病院や能登総合病院、恵寿総合病院あたりで専門医にご相談になるとよいでしょう。