揖斐郡揖斐川町は遊歩道などもある自然豊かな町。病院等もある

揖斐郡揖斐川町は、岐阜県の北西部にあります。
人口は徐々に減少しており、2023年には1万9,536人となっています。
町のほとんどを山林が占め、市街地は町南東部のごく一部。
町名にもなっている「揖斐川」が町内を流れます。
町の特徴としては、東京都八王子市高尾から大阪府箕面市箕面まで、全長1,697kmにも及ぶ「東海自然歩道」が町内に敷かれていることです。
これは全国11都府県の全90市町村を股にかけた遊歩道で、揖斐川町も含まれる広大な「揖斐関ケ原養老国定公園」の中を通っており、自然豊かな遊歩道となっています。
交通アクセスとしては、養老鉄道の「養老線」および樽見鉄道の「樽見線」が走行。
養老線は大垣市方面から揖斐川町の中心地まで伸び、揖斐駅を終点としています。
樽見線は隣接する本巣市との間を縫うように通っており、谷汲口駅と高科駅から利用可能。
また、名阪近鉄バスによって揖斐川町コミュニティバスが運行されています。
揖斐川町には高速道路が走っておらず、東海環状自動車道の大垣西IC、もしくは名神高速道路の大垣ICが最寄りのインターチェンジです。
観光スポットとしては、揖斐川町の谷汲地区の花長下神社と花長上神社が有名で、それぞれ出雲神話にも出てくる男神と女神が祀られています。
一説にはこの男神と女神は夫婦であるとも言われ、9月に行われる祭礼では交互に祀ります。
神話好きな方や歴史好きな方に人気です。
その他、竜神が祀られた夜叉龍神社、西国三十三所の第33番札所になっている華厳寺、揖斐川の総鎮守である三輪神社といったスポットも。
三輪神社では、春の例大祭に合わせて揖斐祭りも行われています。
近年、町内には「道の駅夢さんさん谷汲」「道の駅星のふる里ふじはし」「道の駅夜叉ヶ池の郷 さかうち」という3つの道の駅が出来ました。
スーパーなどの商業施設もメインエリアを中心にいろいろありますし、隣接する大垣市や岐阜市には大型商業施設もあります。
医療施設としては、総合病院としての機能を持つ揖斐厚生病院を筆頭に、病院も多数。
「通院がしやすい」という声も聞かれます。
さらには、まだ数は少なめですが、グループホーム等のシニア向けの住まいも徐々に増えています。
介護ベッド付きの個室完備のホームや、園芸などを楽しめるホーム、テラスや庭付きのホームも出来ました。
また、揖斐川沿いや渓谷沿いのホームは自然豊かなロケーションが魅力。
気軽に見学や体験入居をして、揖斐川町のシニア向けの住まいの良さを体感してみて頂きたいです。