町内北部の山々、「七宗権現」でよく知られています

岐阜県の中央部分からやや南寄りに位置する、七宗町。
東側から南側にかけて、同じ加茂郡に属する川辺町・八百津町・白川町と隣接しています。
北側から西側にかけて隣接しているのは、下呂市・関市・美濃加茂市です。
町域は東側を中心に山林で占められています。
集落や交通機関などは、川の流域を中心に発達してきました。
七宗町は山に囲まれている土地柄のため、登山に適した納古山のような場所に恵まれています。
登山道が敷かれており、頂上からは絶景を一望していただけます。
行楽客の間で人気が高いです。
町の東部は、飛騨川の流域と重なっています。
この地域は飛騨木曽川国定公園の指定を受けています。
白川町との間に延びる飛水峡は、およそ12キロにおよぶ険しい峡谷。
鉄道などをご利用の際に見下ろしていただくと、壮大な風景をお楽しみいただけます。
この峡谷のそばにある日本最古の石博物館は、この地域で数十年前に発見された日本最古の石をはじめ、貴重な石をたくさん展示している文化施設です。
日本最古の石は、飛騨川の川床から発見されたもので、およそ20億年前の岩石であることが証明されています。
この博物館では地球の歴史をまとめて学習していただけます。
このほか、神淵神社も七宗町の主要な名所です。
この神社は日本神話の人物を祭神にしており、創建された時期ははっきりとしていません。
歴史の古い神社であることは明白で、大切に保護されている杉の木の大きさをご覧いただけば一目瞭然でしょう。
この大杉は、天然記念物の指定を受けています。
七宗町で列車を用いた遠出をお求めになるときは、JRの上麻生駅に向かっていただくとよいでしょう。
高山本線をご利用できます。
路線バスについては、民間のバス事業者は目下参入していません。
町営のコミュニティバスが、その代役をつとめてきました。
幹線道路に関しては国道41号戦や県道64号線・402号線などが、通行量が多くて便利な車道です。
七宗町の人口は、時代が昭和から平静に移り変わったころから減少傾向に入りました。
2023年の時点で、3,373人というデータが公開されています。
高齢化率については同年に、47.3%というデータが公表されました。
七宗町で介護施設へのご入居をお考えの場合は、介護老人保健施設やグループホームなどが見つかりやすい状態です。
公的な施設に関しては、倍率が激しいため待機が必要になることもありえます。
その場合は、近接する自治体にある民営の施設を活用することも大事でしょう。