坂井市は自然の多い日本海側の街。サービスの充実した介護施設も

坂井市は福井県北部にあり、2006年に坂井郡にあった三国町・丸岡町・春江町・坂井町の合併により、施行された都市。
九頭竜川水系の流域で日本海にも面しており、三国港では漁業も行われています。
「東尋坊」や丸岡城などの名物スポットも多く、観光にも力を入れようとしています。
市域の大半は福井平野で、農業も盛ん。
花らっきょは全国一の生産量を誇り、その他にもコシヒカリ、ミニトマト、若狭牛など、美味しい物が多い街。
交通アクセスはJR西日本の「北陸本線」、えちぜん鉄道の「三国芦原線」が市内の駅に停車します。
バスは京福バスや坂井市のコミュニティバスである「ぐるっと坂井」が運行中。
小松空港まで行ける京福リムジンバス「小松空港連絡バス」も利用出来ます。
2023年の調査結果では、坂井市の高齢化率は29.1%でした。
急激な高齢化に対応するべく、市は介護および高齢者福祉サービスを充実させています。
高齢者福祉サービスの一環で、高齢者だけでなく介護する側の人々にも心を配り、「介護マーク」を配布。
例えば母親の介護をしている息子さんが、介助のため、女性トイレに一緒に入る場合もあります。
その時、このマーク入りの札を首から下げておけば誤解されない、という物。
このように、細やかな高齢者関係のサービスが坂井市にはありますので、活用していくと良いでしょう。
グループホームは入居時の費用が0円、月額利用料は食費も込みで10万円程度の所もあります。
グループホームは認知症に特化しており、入居者が一日を無為に過ごさないよう、レクリエーションやお出かけイベントを頻繁に行っているのが特徴。
人との交流、共同作業などを通し、認知度が上がらないように配慮されています。
介護付き有料老人ホームは基本的に手厚い介護がある代わりに、料金が高額な場合が多いのですが、坂井市には安いホームがあり、入居時の費用が7万円、月額利用料は16万円程度という所も。
介護食や流動食が必要な方は、やはり繊細なサービスのある介護付き有料老人ホームが良いでしょう。
介護施設によって、サービスや料金体制が違います。
持病などを考慮し、自分に合った施設を選んで下さい。
坂井市の平均寿命は、男性80.8歳、女性86.5歳。
「長生きできる街」とも言えます。
是非、介護サービスや介護施設を上手に利用して、年を重ねた後も楽しく暮らしていただきたいです。