芦原温泉や北潟湖があることで有名な都市です

福井県の最北端に位置する、あわら市。
2004年に、旧坂井郡に属する芦原町・金津町が合併して誕生しました。
北西端は日本海に面した海岸線です。
南部から西武にかけて坂井市に、北部から東部にかけて石川県の加賀市に挟まれています。
石川県との境界線をまたがるように広がる加越台地が市内の西部を占めており、南西部を中心とした福井平野に市街地がさかんにつくられてきました。
丘陵地は、畑地や果樹園として使用されている一帯があるほか、カントリークラブ・ゴルフ場などが昭和後期から熱心に建造されてきました。
観光資源に恵まれているあわら市ですが、ひと際目立つのは芦原温泉でしょう。
明治前期の発掘以来、「関西の奥座敷」という名で親しまれてきた由緒正しい温泉街です。
昨今は、医療目的で活用していただける名湯が多いことでもしばしば話題となっています。
沿岸地帯に足を向けていただくと、越前加賀海岸国定公園が見えてきます。
加賀市や敦賀市まで続く広大な公園ですが、あわら市内にあるのは北潟湖などです。
この湖は、数々の動植物が集まる場所。
釣り場として非常に人気が高いです。
また、寒ブナの柴漬漁が冬に行われています。
岸辺につくられている花菖蒲園は、20万におよぶ膨大なハナショウブが植えられているため開花の時期は素晴らしい景色をご覧いただけます。
この地にて毎年6月に開催される祭事は、地域に根付いた伝統芸能を見物していただける貴重な機会となります。
あわら市で鉄道をご利用になる場合は、JRの北陸本線とえちぜん鉄道の三国芦原線をお選びいただけます。
路線バスに関しては、京福バスや北陸鉄道グループのサービスや市営のコミュニティバスなどをご利用可能。
加賀市が運営する観光バスにもご乗車できます。
幹線道路については、北陸自動車道にお乗り入れできるインターチェンジが市内に1ヶ所設置されています。
あわら市の人口は、平成初期にピークを迎えました。
約20年前から減少が続いています。
2023年の集計によると2万6,900人という結果が出ています。
同年の高齢化率は34.6%でした。
あわら市で介護施設をお探しになるなら、グループホーム・特別養護老人ホームが見つかりやすい状態です。
それ以外では、介護付き有料老人ホーム・ケアハウスなどへのご入居が可能です。
医療相談については、北潟湖のほとりに建てられているあわら病院がおすすめ。
リウマチ科やリハビリテーション科など、10以上の科目に対応しています。