サーフィン・ポンカン・リゾートの町として人気があります

高知県の最東端に位置する、東洋町。
同じ安芸郡に属する北川村と西部で隣接しており、室戸市と南側で接しています。
北部に延びる徳島県との境界線を挟んで、海部郡の海陽町と向かい合っています。
東部は太平洋に面した海岸線が長く延びており、その北半分は沿岸に集落がつくられてきました。
内陸部では林業と農業、沿岸部では漁業と水産業がさかんな町です。
海水浴場やサーフィンのようなマリンスポーツの競技会場、さらに釣りを楽しんでいただける施設などが多くつくられています。
西方向に位置する奈半利町との間をつなぐ野根山街道は、1,200年以上前に敷かれた歩道です。
たくさんの山々がそびえ立つ中を効率よく進めるように整備されてきました。
沿道に数々の史跡や設備が残されている点が見どころです。
東洋町は桜が咲く場所が多い町でもあります。
野根川の沿岸は、さくら祭りが毎年4月上旬に開催されているため有名になりました。
夜になると照明が点灯されて、夜桜見物をお楽しみいただけるようになっています。
そのほかにも押野農園公園をはじめ、地区ごとに桜をお気軽に満喫していただけます。
東洋町は、氏子が熱心に参加する寺社の祭礼が目立つ町。
甲浦八幡宮のひよこち踊りは、無形民俗文化財として保護されています。
五社神社の春祭りや熊野神社のトントコ祭りは、見物客を毎年たくさん動員してきました。
秋になると、春日神社や野根八幡宮の流鏑馬が人々の注目の的となります。
なお春日神社は、1,000年を超える樹齢を誇る巨大な千年杉をご覧いただくことが可能です。
東洋町で鉄道をご利用になるなら、阿佐海岸鉄道の甲浦駅に出向いていただくとよいでしょう。
阿佐東線をご利用できます。
路線バスについては、高知東部交通や徳島バスグループのサービスをご利用可能です。
徳島バスは、高速バスの運行も実施しているため遠方の目的地にご用件があるときはとても頼りになります。
幹線道路については、国道55号線・493号線や県道101号線・201号線が便利です。
東洋町の人口は、数十年前から減少しています。
2023年の調査の際は、2,183人というデータが公開されました。
同年の高齢化率は、53.0%という結果になっています。
東洋町でこれから介護施設へのご入居をご希望でしたら、グループホームがいちばん見つかりやすいでしょう。
東洋町を取り巻く条件を総合すると、海陽町をはじめ徳島県内に所在する施設に目を向けていただくことも大事です。