二戸市は温泉や観光スポットに恵まれた街。特産品も多数

二戸市は、岩手県の北部にある都市。
八幡平市や一戸町、九戸村、軽米町などと接しており、北部は青森県との県境となっています。
市の70%を山林原野が占めている自然豊かな町で、地域振興を目的に、隣接する一戸町や九戸村など4市町村でミニ独立国「カシオペア連邦」を形成しています。
2023年の人口は2万5,138人です。
市東部を東北新幹線といわて銀河鉄道が縦断しており、東北新幹線は二戸駅、いわて銀河鉄道は二戸駅や金田一温泉駅などの3駅から利用可能。
中心駅は二戸駅となります。
バスは、JRバス東北と岩手北バス、二戸市バスなどが路線バスを運行しており、市内各所と近隣自治体を結んでいます。
市南西部から南部にかけては八戸自動車道が通り、二戸市には浄法寺IC(インターチェンジ)が設置されています。
「日本百名城」にも選定されている「九戸城址」は国の史跡ともなっており、今なお郷土の人たちに愛される武将「九戸政実」の魅力にも触れることができます。
「歴史好きであれば一度は訪れておきたい」と言われるスポットです。
ちなみに九戸城址は桜の名所としても人気。
毎年、九戸城まつりも開催され多くの人出で賑わいます。
さらには、作家としても有名な瀬戸内寂聴の法話が開かれる天台寺や、美しい馬仙峡、迫力の大パノラマが魅力の稲庭高原や、折爪岳、湧水が湧き出る岩誦坊など、自然と歴史に彩られた観光スポットが豊富です。
天台の湯や海上の湯、それに金田一温泉といった温泉もあり、地元の方々や観光客の癒しの場となっています。
二戸市の特産は、浄法寺漆や地酒、ワインなど。
短角牛や若鳥等の食肉の産地としても有名なエリアで、「折爪三元豚 佐助」はブランド肉として全国にもファンがいる程です。
また、ショッピングセンターやスーパーなど商業施設は市東部を縦断する県道沿いに集中。
医療機関としては総合病院「岩手県立二戸病院」や個人クリニックなどが点在していますし、シニア用の施設としては、住宅型有料老人ホームや介護付き有料老人ホームなどもできています。
住宅型有料老人ホームは全室個室で暖房完備。
手すり付の洗面所やスライド式ドアが設置された安全設計の個室があるホームや、入居時の頭金が0円のホーム等があります。
きめ細かい介護が受けられますし、健康を考えたバランスの良い美味しい食事を楽しめます。
一方、介護付き有料老人ホームは、全室バリアフリーでオール電化になっているところもあり、快適な生活ができるでしょう。