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第76回

ケアマネの探し方にはコツがある!理想の担当者に出会うための秘訣とは

最終更新日時 2021/10/26
#親の介護
皆さま、こんにちは。ケアプランセンターはぴるす 大内田です。介護保険のサービス利用を開始するときに必要になるのがケアマネを探す作業です。要介護者やご家族の要望に沿うケアマネと出会うことが大切です。その際、重要になるのがその地域における介護の事情。今回はケアマネ探しのコツをお話いたします。

皆さま、こんにちは。ケアプランセンターはぴるす 大内田です。

ケアマネにも個性があります。豊富な経験を活かす人や、軽いフットワークですぐに対応してくれる人、介護保険以外のことについても知識が豊富な人など、さまざまなタイプを見てきました。

ただ、どんなケアマネにも共通しているのは、できる限り利用者さんやご家族に寄り添おうと頑張っているということです。

今回は、理想のケアマネの探し方をテーマにお話させていただきます。

ケアマネを取り巻く現状

ケアマネを探すきっかけは、ご家族が入院して、入院先の医師から「家に帰ってから、介護保険のサービスが必要になります」と言われるケースが一般的です。

例えば「脳梗塞後遺症」で麻痺が残ったり、自宅内などで転倒して「腰椎圧迫骨折」や「大腿骨頸部骨折」などによってリハビリが必要になったりしたときです。

入院しなくても、ご家族が「最近、もの忘れがひどくなってきた」ように感じて、かかりつけ医に相談したら、要介護認定の申請をするように勧められることもあります。

こうしたとき、介護保険のサービス利用が必要になり「ケアマネを探す」といった作業が必要になります。

その際、要介護者とご家族が遠方に住んでいると、ケアマネをどこで探したらいいかわからないケースも少なくありません。現在、どこの地域も介護事業所が乱立しています。

弊社のある「北九州市八幡東区」でも、ケアプランセンター(居宅介護支援事業所)だけで31軒もあります。それだけ高齢者が多く、介護保険のサービスを利用している方が多いのです。

しかし、ケアマネが担当できる件数は、要介護認定を受けている方が35件までと決められています。介護保険制度では、これを「標準担当件数」と呼びます。

要介護認定を受けている利用者が39件以内の場合、ケアプラン料の減算はしないということが介護保険制度で決まっています。しかし、それを超えると自治体からケアプランセンターに「早く新しいケアマネを入職させるように」と指導が入ります。

ただ、介護業界は慢性的な人手不足のため、新たなケアマネの確保が難しく、なかなか担当できる件数に空きがない事業所も少なくありません。

地域の介護の情報を持っている人に相談しよう

上記のような事情から、ケアマネをどう探したらいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。

ケアマネの探し方は、いくつかの方法が考えられます。

  • 入院中の病院に所属しているソーシャルワーカーに相談する
  • 自治体の介護保険課で、地域のケアプランセンターを探す
  • 福祉医療機構が運営する「WAM NET(ワムネット)」などで、ケアプランセンターを検索する
  • 介護に特化したサイトで検索する
地域の介護の情報を持っている人に相談しよう

しかし、こうした情報だけでは、ご家族に合うケアマネかどうかを判断するのは難しいでしょう。

そこで「介護に携わっている人と知り合う」ことをおすすめいたします。その地域の介護の状況などを詳しく知っており、ほかではなかなか聞けない情報を教えてくれるかもしれません。

また、「生命保険」の担当者に紹介してもらうのも一つの手です。皆さんも、何らかの「生命保険」に加入している人は多いのではないでしょうか。

生命保険の担当者や保険代理店の方は、いろんな業種の方に会う機会が多いものです。そのため、各業界に多くの人脈を持っており、そのなかには介護に携わる人も少なくありません。

特に入院したら「入院給付金」を請求しますが、そんなときに担当者に地域の介護の事情を聞いてみると良いでしょう。

ケアマネは変更しても良い

ケアマネは「一度担当してもらったら、二度と変更することができない」と考えられる人もいますが、そんなことはありません。

利用者さんやご家族にとって理想のケアマネに巡り合うまでは、何度変更しても良いのです。

病院のセカンドオピニオン制度のように、ほかの事業所のケアマネや、介護関係の知り合いの人に相談しても構いません。

また、介護事業者や自治体にある「苦情相談窓口」に相談しても良いでしょう。

ケアマネは変更しても良い

ケアマネ選びに悩んだときは、一人で抱え込まずに、前述のような窓口に相談してみてください。仮に希望にそぐわなかった場合は、ケアマネを変更することも視野に入れておいてください。

基本的に、ケアマネはできる限り「ご家族に寄り添う」ことを目指しています。それぞれ個性はありますが、皆さんが信頼関係を築けるケアマネと出会えることを願っています。

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小川 風子
居宅介護支援事業所 ケアマネジャー
2020/07/17

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