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【アンケート】介護が不要でも老人ホームに住める?入居可能な施設や選び方を解説

【アンケート】介護が不要でも老人ホームに住める?入居可能な施設や選び方を解説

介護不要でも老人ホームに入居することは可能です。ただ、どのようにして自立でも入居できる施設を探したら良いかわからず、悩んでいる方も少なくないかと思います。

実際に、みんなの介護では自立の方を対象に「介護不要でも老人ホームへの入居を希望するか」アンケートを実施。210件もの回答が寄せられました。

記事内では「元気な方でも入居できる老人ホーム」「失敗しない老人ホームの選び方」について解説しています。また、「老人ホームに入居するまでの流れ」についても紹介していますので参考にしてください。

みんなの介護アンケート

介護不要でも老人ホームに入りたい理由は?
38.6%41.9%19.5%
 将来への備えとして老人ホームで暮らしたい(81件)
 良い施設があったら暮らしてみたい(41件)
 その他(88件)

介護不要でも老人ホームに入居できる

病気や怪我をきっかけに突然、介護状態となってしまうことがあります。そうなったとき、本人はもちろんのこと、ご家族にとっても少なくない負担がかかります。

そうした「もしも」に備えて、元気なうちから老人ホームへ入居する方が増えています。

みんなの介護が実施したアンケート「将来の備えとして老人ホームに住みたいか」という質問に対し、6割近くが住みたいと回答しています。

そこで、このページは介護不要な状態で老人ホームに入居することのメリットや入居できる施設などを紹介します。

早期入居は家族の介護負担軽減につながる

元気なときから施設入居を決めることで、在宅介護に向けた備えをする必要がなくなります。

在宅介護をする場合は介護しやすいよう家のなかをリフォームしたり、介護用品を揃えたりと費用や時間がかかります。

また、介護者にかかる身体的・精神的負担も少なくありません

そのため、「家族に迷惑をかけたくない」という思いから、元気なうちから老人ホームに入居する方も増えています。

介護不要でも入居可能な老人ホーム

この項目では介護の不要な方でも入居できる老人ホームの種類を解説します。

老人ホームへの入居を考えるにあたり、施設選びの参考にしてみてください。なお、緑色のボタンから実際の老人ホームを調べることができます。

お住まいの地域や希望エリアを設定して、希望条件と一致する老人ホームを探してみましょう。

自宅同様の生活を送るサ高住

サービス付き高齢者向け住宅とは、主に60歳以上の方が入居できる住宅です。

特徴としては有資格者の相談員が常駐しているので、安否確認と生活の相談サービスが受けられます。

サ高住のメリット・デメリット
メリット デメリット
  • 生活の自由度が高い
  • 入居しやすい
  • 初期費用を抑えられる
  • 介護状態になっても、住み続けられる
  • 同じケアマネージャーに担当してもらえる
  • 介護度が上がると退去の可能性がある
  • 常時、介護を受けられるわけではない

サ高住のメリットは将来的に介護が必要になったときは、介護サービスが受けられる点です。自立した生活が難しくなっても、今までと同じ環境で過ごせるため安心です。

また施設数が年々増えていることもあり、希望にあった施設を見つけやすいのも特徴の一つでしょう。

サービス付き高齢者向け住宅の登録状況

なお、寝たきりの状態になったり、認知症の症状が進行したりした場合は退去を求められる可能性がある点に注意しましょう。

サービス付き高齢者向け住宅を探す

要介護認定後も暮らせる住宅型

住宅型有料老人ホームとは、生活援助や緊急時対応、レクリエーションなどを楽しめる施設です。

自立している高齢者から、要介護状態の高齢者まで幅広く受け入れています。

また介護が必要になった場合は、外部事業所と契約を結び必要とする介護サービスを選び利用します。

多くの施設では生活相談員が在籍し、介護サービスの利用時の窓口として事業所の連絡・調整を行います。

そのため、自分で一から事業所を探す必要はなく、自分に最適な事業所を見つけることができるでしょう。

住宅型有料老人ホームを探す

サ高住と住宅型の違い

いずれの施設も自立の方が入居できるですが、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

費用の違いなども含め、以下の表をもとに見ていきましょう。

住宅型有料老人ホームとサ高住の違い
  サ高住 住宅型
有料老人ホーム
契約方式 賃貸借契約 利用権方式
入居前の費用 0~20.4万円 0~21万円
月額費用 11.8~19.5万円 9.6~16.3万円
サービス内容 安否確認、生活相談、生活支援サービス 生活支援サービス、食事提供、レクリエーション

契約方式の違いは以下の通りです。

賃貸借契約
一般の賃貸と同様に、月々の家賃と管理費を支払う
利用権方式
入居時に入居一時金を支払い、終身利用権を得る

なお、利用権方式は入居者が亡くなった時点で契約は終了するため、家族は権利相続ができないことを覚えておきましょう。

費用が安価なケアハウス(自立型)

ケアハウスの前で、安心して胸に手を当てた様子の高齢女性

ケアハウスとは、自宅での生活が困難な方が食事や洗濯などの生活支援サービスを受けながら生活できる施設です。

入居金や家賃は必要ですが、自治体から助成を受けて運営している施設なので、比較的料金が低く抑えられています。

ケアハウスには「一般型(自立)」と「介護型」の2種類ありますが、介護型は要介護認定を受けた65歳以上の方が対象です。

一般型では食事サービスや、安否確認・生活相談サービスが提供され、介護が必要になった後も居宅介護サービスを利用することで暮らし続けることは可能です。

ケアハウスを探す

サ高住とケアハウスの違い

サ高住とケアハウスの違いは以下の通りです。

ケアハウスとサ高住の違い
  ケアハウス サ高住
自立型 介護型
施設の
目的
自宅での生活が困難の方に生活支援と住まいを提供する施設 高齢者のための住居
入居
条件
自立の
60歳以上
要介護1以上かつ65歳以上 自立かつ
60歳以上
入居
一時金
0円~30万円 0~20.4万円
月額
利用料
9.2~13.1万円 11.8~19.5万円
介護サービス なし あり 外部のサービスを利用※

ケアハウスの場合、「自宅での生活が困難な方」が対象となっていることから、誰でも入居できるわけではありません。

また施設数も限られているため、地域によっては満室となっていることもあります。その場合は空室が出るまで入居を待つことがあります。

レクやサービスの充実さという観点からも民間施設のサ高住や住宅型がおすすめと言えるでしょう。

高級な高齢者施設

上記で紹介した施設のほかに「健康型有料老人ホーム」「シニア向け分譲マンション」があります。

いずれもアクティビティや設備、サービスなどが充実していることもあり、入居金・月額利用料が高い点に注意が必要です。以下でそれぞれの施設の特徴を解説します。

健康型有料老人ホーム

健康型のメリット・デメリット
メリット デメリット
  • 充実したレク・設備
  • 要介護(軽度)に対応
  • 健康管理・安否確認サービスがある
  • 一人暮らしでも安心
  • 身体機能が落ちてきたら不便が多い
  • 要介護度が高いと介護サービス費用が割高になる
  • 入居一時金や月額利用料が高い傾向にある

健康型有料老人ホームとは、自立して生活できる高齢者の方を対象とした高齢者施設です。

部屋は1LDKや2DKなどの間取りで、バリアフリーになっています。食事サービスが付いており、元気なまま年を重ねてもらうため、温泉やスポーツジムなどの施設も充実しています。

軽度の要介護状態であれば継続して入居することもできますが、日常的に介護が必要な状態となった場合は契約解除となり、退去を求められる施設が多いです。

シニア向け分譲マンション

シニア向け分譲マンションは、高齢者を対象にした分譲マンションです。入居者本人に所有権があるので、売却や譲渡することができます。

人に貸して家賃収入を得る、また子どもや孫に相続もできる資産とすることも可能です。

もし、介護が必要になった場合は居宅サービスが利用できます。健康型とは違い、自己所有物件なので介護が必要な状況になっても退去を求められることはありません。

ただし重介護になったときは一般的な在宅介護と同じく、家族による支援が必要不可欠です。

高級老人ホームを探す

みんなの介護 入居お祝い金の進呈について

介護不要な方の老人ホームの選び方

続いて、介護不要の方に向けた老人ホームの選び方を解説します。

自分にあった施設を探すには希望条件を整理するところから始めましょう。以下で条件を整理する際のポイントを解説します。

希望条件を整理する

予算

予算は入居するまでの費用ではなく、平均寿命までの利用を想定した予算を考えることが大切です。以下では、全国の入居一時金・月額利用料の費用相場をまとめした。

全国の老人ホームの費用相場
費目 平均値 中央値
入居一時金 97.7万円 10万円
月額利用料 15.8万円 13.9万円

※みんなの介護調べ

預貯金や満期の生命保険などの貯蓄、年金・各種積立金からの収入がどのくらいなのか把握しましょう。収支のバランスが取れる範囲の老人ホームを探すことがポイントです。

貯蓄や収入に余裕のない施設を選ぶと、入居後に費用を支払えなくなり、退去しなければいけない事態に陥ることもあります。

立地条件

立地条件は主に以下の5つのなかから、希望と一致する施設を選ぶと良いでしょう。

  1. 暮らしていた自宅から近い立地
  2. 家族の家から近い立地
  3. 近隣施設に恵まれた立地
  4. 自然に囲まれた立地
  5. 交通の便が良い立地

自宅から近い立地であれば、その地域の土地勘もあるため外出しやすく、身体機能の維持または向上につながります。

さらに、家族が自宅で暮らしている場合は面会に通いやすい点もメリットです。

また施設周辺に商業施設や映画館など趣味を楽しめる場所があるかどうかも大切です。外に出る機会が自然と増え、充実した暮らしを過ごせます。

設備

老人ホームでどのような暮らしを送りたいかをイメージして、希望の叶う環境が整った老人ホームを見つけましょう。

共有設備(食堂やリハビリルーム、プールなど)やトレーニングルーム、温泉など希望に合った娯楽設備が整っているか確認します。

介護のプロに相談する

自立した方も入居できる施設は多いため、悩んだり迷ったりしてスムーズな施設探しができないことがあります。

そんなときは「みんなの介護 入居相談センター」に相談してみましょう。

58,788件もの掲載施設数のなかから無料で相談や資料請求、見学予約などをサポートしています。

老人ホーム入居までの流れ

この項目では、老人ホームに入居するまでの流れを簡単に解説します。

1. 施設探し

予算や立地などの希望を整理したら、その希望条件から適した施設を探しましょう。

施設探しは一つではなく、複数の施設から資料請求することが大切です。

施設ごとで特徴は違うため、比較しながら決めることで、より希望に合った施設を見つけられます。

2. 見学

施設見学をしなければ入居の申請ができないことがあるため、必ず施設見学をしましょう。

パンフレットだけでは確認できない施設の雰囲気や入居者の表情、スタッフのサービス提供などを確かめます。

3. 契約・入居

入居したい施設が決まれば、必要書類を準備して入居申請をしましょう。申請後は面談を行い、入居する方の健康状態などの確認を行います。

書類や面談から総合的に判断をして、契約を結びます。契約完了後は入居に必要なものを揃えます。

一般的には身元保証人が必要

老人ホームの契約時には、身元保証人が必要な施設がほとんどです。

身元保証人は入居者の判断能力が低下した場合の判断や手続きなどを代わりに行います。

主な役割は「人に代わる意思決定」「支払い債務の連帯保証」「トラブル時の対応」などです。

身寄りなしの方が老人ホームに入る方法

身寄りのない方が老人ホームに入居するための方法として、以下の3つがあります。

  1. 身元保証人不要の老人ホームを探す
  2. 身元保証人サービスを使う
  3. 成年後見制度を活用する

身元保証人サービスは家族に代わり、身元保証人を代理するサービスです。一方、成年後見制度は認知機能が低下した方の代わりに判断や手続きをします。

また老人ホームのなかには、身元保証人不要の施設や相談することで入居できるところもあるため、一度相談してみましょう。

まとめ

元気なうちから老人ホームに入ることで、突然要介護状態となった場合も慌てることもなくなります。

また、ご家族にとっても介護で生じる費用や準備、身体的負担を軽減することができます。

費用や立地、設備などの希望条件から最適な老人ホームを見つけましょう。

希望条件に合った老人ホームを探す

よくある質問

家族と住める老人ホームはある?

【回答】
入居条件に決まりがない「シニア向け分譲マンション」であれば親子で入居することも可能です。

【解説】
シニア向け分譲マンションはバリアフリーが完備され、高齢者が安心して生活できる環境を整えたマンションです。ほかの介護施設と違い、分譲マンションを購入するため自分の所有財産となります。住む予定がなければ、売却や賃貸物件として活用できます。

フィットネスジムや温泉、レストランなどの娯楽設備が充実しているところも多く、アクティブシニアにおすすめです。また、娯楽設備のほか、見守りサービスや清掃サービスを提供するマンションもあります。

【詳細を知る】
シニア向け分譲マンションの詳細は、「【何歳から入れる?】 シニア向け分譲マンションとは(特徴・費用・サービス)」のページで解説していますので、ぜひご覧ください。

老人ホームにはいくつから入居できる?

【回答】
一般的に60歳以上の高齢者が入居しています。

【解説】
公的施設や民間施設によっても入居できる対象者は異なります。
例えば、公的施設の特養だと65歳以上で要介護3以上の方が入居条件であり、入居対象者の範囲が狭くなります。
一方で民間施設である介護付き有料老人ホームは主に65歳以上の自立〜要介護5、サ高住は60歳以上の自立〜要介護となっており、施設入居の敷居が低いことがわかります。

入居者の身体状態や利用したいサービスなどをもとに、自分に合った施設を選びましょう。

【詳細を知る】
介護不要な状態でも老人ホームに住めるか否かに関する詳細は、「【アンケート】介護が不要でも老人ホームに住める?入居可能な施設や選び方を解説」のページで解説していますので、ぜひご覧ください。