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宇佐美典也の質問箱

質問 Q.90 宇佐美さんの家族に介護が必要になった時のことを想像して、どんなIT機器を使ってみたいですか?(のんちゃん・介護職員)

介護にもIT化を…という声が聞かれるようになって久しいですが、実際にはそんなに技術革新は進んでいるように思えません。宇佐美さん自身は、どのようなIT技術だったら使ってみたいと思いますか?宇佐美さんの家族に介護が必要になった時のことを想像して、どんな機器を使ってみたいか教えてください。

要介護者の生活範囲を拡大させるためにIT技術が使われることを希望します

難しい質問ですね。

私の祖母も現在介護サービスの利用者ですが、こうした「一利用者の親族」としての立場では、まだ介護に関してITの特別な恩恵を感じることはそれほどありません。

では逆にどんな点に不都合や課題を感じるかと言うと、祖母がなかなか思うように歩けなくなり他方で車椅子での移動がおっくうでなかなか外に出なくになっているとか、筋力が衰えて日常生活が難しくなっているとか、補聴器をよくなくしてしまうとか、そういう祖母本人の身体的な不都合に起因するものが多いように思えます。なので、私個人としては単純な「外部との通信」という文脈ではなく、高齢者の身体的不都合をカバーするような文脈でITが使われ課題を解決してくれることに期待しています。

例えば最近では、筋力不足を補うようなマッスルスーツがようやく商用段階に入っているというニュースがよく流れていますが、こうした高価な新商品を介護施設内でうまくシェアする仕組みができれば筋力不足を補えて生活の幅も広がると思いますし、また車椅子の運転補助技術が発展すれば気軽に独りで外にでる機会も増やせると思います。補聴器などもより小型・省電力でウェアラブルなものになってくれば紛失という心配も不要になってくるのではないかと思います。またこうした技術が普及すれば、職員の方の肉体的負担も軽くなってくるのではないかと思うところです。

このように、私としては「介護サービス利用者の生活範囲の拡大」という文脈でITが使われることを望んでいます。やっぱり私も人の子ですから、家族にはなるべく長いことQOLの高い人生を楽しんで欲しいですしね。

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