【施設部門MVP:ニチイホーム勝どき】駅近で生活利便性抜群!ホーム長が語る魅力と取り組み

みんなの介護における施設の星評価が常に全国上位をキープ
―― 2024年1~9月の間、みんなの介護での星評価が継続的に上位の実績を上げ続け、見学後のアンケートでも高い評価を獲得していたため、施設部門MVPとして選定させていただきました。受賞の感想をお聞かせください。
宮田:競合ひしめく中、掲載施設数ナンバーワンの「みんなの介護」のMVP施設に選んでいただき、大変光栄に感じております。まずははじめに感謝を申し上げます。この栄誉は、ホーム職員と普段入居促進に勤めている入居相談員と分かち合いたいと思っております。
今後も多くの方にニチイホームを知っていただき、ご入居につながるように努めてまいりたいと思います。
―― 見学後のアンケートでは、入居相談員・スタッフの対応についての高評価が目立ちました。見学時にはどのようなご案内をするようにしているのでしょうか?
宮田:事前にご見学者様の情報や、施設入居までの経緯が分かっていれば、その方にあった訴求ポイントを絞ってご案内するということを心がけています。
―― 訴求ポイントといいますと、例えばどのような点になるのでしょうか?
宮田:例えば、リハビリを希望している方には、当施設の機能訓練室などのリハビリ施設を中心に「このような提案ができます」や「このような取り組みをしています」など、ご入居予定者様に合わせてご案内するようにしています。
あとは飲酒をされたい方もいらっしゃいますので、ご入居前に不安を感じる点に関してはホームでの運用を合わせて説明しています。
―― 印象に残っているご入居者様の声やエピソードはありますか?
宮田:現在ご入居いただいている方から「ホームは入居者とホームの職員が一緒に作るものだから、何か協力することがあれば言ってね」というお言葉をいただいたことはとても印象深かったですね。
生活を良くしたいという当然の欲求を、ホームと一緒に考えていただけることがとても嬉しく思ったのと同時に、今後も皆様がご安心して満足できる環境を整えていこうと、身の引き締まる思いを感じたことを覚えています。
―― 入居者様の満足度向上のために、特に注力されている点は何でしょうか?
宮田:お客様の声は最も大事にしているポイントです。当ホームでは、お客様が任意で参加できる相談会を開催しておりまして、お困りごとなどを私を含めホームの職員でお聞きして、すぐに対応できるものは早急に改善するということを心がけております。
―― 相談会ではどのようなお声があるのでしょうか?
宮田:すぐに改善した例で言いますと、「食事の味付けがちょっと薄い」「食材の切り方はこうした方がいいんじゃないか」というお声があった場合は、それを厨房の職員とも連携を図って、味付けや食材の切り方を工夫したりといったことをしております。
このような些細なことをはじめ、ホーム内で気になった点や職員に伝えたいことはこの相談会でお伺いするようにしています。
都心に居を構え家族も来訪しやすく、医療・介護のバックアップ体制が充実
―― 改めて「ニチイホーム勝どき」の特徴や強みを教えてください。
宮田:当ホームに在籍する介護職員の80%以上が、 介護福祉士の資格を取得しております。そのため、要介護状態になっても適切な介護を提供できるという点が強みだと考えています。
最近では看取りまで希望される方が多くなってきておりますが、経験豊富な職員が対応に当たれるというところも、ご入居者様の安心材料となっているかと思います。
―― 立地・アクセスの良く、周辺環境も充実していますよね。
宮田:都営大江戸線から徒歩3分の立地という点も当ホームに入居いただく利点として挙げられます。東京駅など、主要な駅にもアクセスが良い場所なので、その点についてはご見学者様やご入居者様から高評価をいただいています。
また、同じ建物の1階にはスーパーマーケット、2階には100円ショップ、3階には耳鼻咽喉科・脳神経外科・皮膚科などが入る医療モールがございますので、この点も生活する上での利便性や安心感につながっているものと思います。
―― 確かに東京駅へのアクセスも良いので、もし遠方からご入居する場合でも、ご家族はアクセスしやすいですね。
宮田:そうですね。地方からご入居いただいている方もいらっしゃいますが、東京駅へ好アクセスである点は面会にいらっしゃるご家族様にとってはメリットとなるのではないでしょうか。
―― 施設の中で、入居者様に喜ばれているという点があれば、 教えていただけますか?
宮田:4階のテラスは、喜ばれることが多いです。勝どきは高層マンションが立ち並ぶエリアですが、そのような都会的なエリアの中でも開放感を感じられるスペースとして、入居者様の憩いのスペースとなっております。
―― テラスは普段どのように使っているのですか?
宮田:天気がいい日はお茶を楽しんでいただいたり、体操など体を動かす運動をしたりしています。面会時には、家族とご入居者様だけでご利用いただくこともあります。
―― 都会の喧騒を感じないくらい静かで気持ちの良い場所ですね。レクやイベントなど、ご利用者様が心地よく生活するためにどのような工夫をされていますか?
宮田:レク、イベントなどは提供しておりますが、 やはりお客様のペースが一番大事なものだと思っておりますので、 ご参加のご希望の有無については、 お客様の希望通りに対応しております。
体を使ったスポーツレクや脳トレ的な数字の問題、塗り絵などを実施しています。天気の良い日には、近隣を散歩したりする日もございます。
自宅と同じようにリラックスできる空間を目指して
―― ニチイホームブランドの特徴を教えてください。
宮田:ニチイホームは主に首都圏を中心に76ヵ所の拠点を運営している会社となります。介護経験は40年ほどと、長きにわたって介護サービスを提供してきた実績がございますので、介護にご不安がある方はもちろん、安心した介護サービスを希望される方には、ぜひご検討いただければと思っております。
―― ご入居者様には、どのような時間を過ごしてもらいたいと考えていますか?
宮田:やはり先ほども申し上げたように利便性が高い場所ですので、自立されている方には外出の機会などを通じて自由さというものを享受していただきたいと考えています。
支援が必要な方には、レクリエーション、イベントやリハビリなどを通じて、他者との交流、活動性のある時間を過ごしていただければと思っております。
―― 「自由さ」の面では、具体的にどのように過ごされる方がいらっしゃいますか?
宮田:ご家族からご理解をいただいている方については、出入りだけ確認いたしまして、朝から夕方までお出かけされる方もいらっしゃいます。中にはお仕事されている方もいらっしゃいますし、近くの公園へ行ったり、食事を楽しんでご帰宅されることも多いです。
―― 外出の機会が多ければ立地のよさが際立ちますね。職員のみなさんにはどのように利用者様との関わりを持つようにされていますか?
宮田:ご高齢の方の中には、素直に自分の思いを伝えられない方もいらっしゃいますので、潜在的なニーズや本当に伝えたいことを、職員が先回りして気づいてあげられるような関わりをしていきたいと思っております。
あとは、日常的にお声掛けをして、密にコミュニケーションを取ることも意識しています。あとはサービス担当者会議などを通じて、一人ひとりのお客様に対して真摯に向き合うという点も、職員全体で自然と実践できています。
―― 現在掲げている目標や今後の展望について教えてください。
宮田:職員の意識をさらに一歩高めることによって、ご入居者様が快適な生活を送れるようにすることが目標です。研修を通じて接遇やスキルを上げていくことはもちろんですが、ホスピタリティマインドをさらに高めていきたいと思っています。
そうすることで、お客様の生活の質を向上させることにつながるだけでなく、職員同士も心地よく働ける環境になり、施設全体の雰囲気も良くなっていきます。最終的には、ご入居者様の暮らしに直結するので、しっかりと体制を整えていきたいと考えています。
―― 最後に、入居を検討されている方へのメッセージをお願いします。
宮田:老人ホームへご入居を検討されている方は、さまざまな背景がございます。当施設を含めたニチイホームでは、経験豊富な入居相談施設の職員も在籍しておりますので、ご不安な点があればお気軽にお申し付けください。
気になる施設がありましたら、ぜひご見学にお越しいただいて施設の雰囲気や生活の様子をご覧いただければと思います。
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