ケアマネへの登竜門「第25回・介護支援専門員実務研修受講試験」の結果発表!

2022年12月2日、10月9日に実施された介護支援専門員(ケアマネジャー)実務研修受講試験の結果が発表されました。

合格された方、来年また挑戦する方それぞれいらっしゃると思いますが、ひとまずみなさんお疲れ様でした!

介護支援専門員実務研修受講試験とは

この試験は、いわばケアマネジャーへの登竜門的な位置付けのもので、ケアマネ業務のために必要な専門知識が十分に備わっているかが試されます。

受験にあたっては、社会福祉士・介護福祉士・看護師などの国家資格を取得した上で5年以上の実務経験があることや、介護サービスなどの直接的な援助業務に5年以上従事した経験などが必要です。

さらに、合格後は実務研修などを経て「介護支援専門員証」を公式に受けたのちに始めてケアマネジャー業務を行うことができます。

今年の難易度は…?

受験するだけでもハードルが高い試験ですが、今回の難易度はどうだったのでしょうか?

厚生労働省によると、受験者数は54,449人に対して合格者数は10,328人。合格率は19.0%でした。

過去の合格率を見てみましょう。

これまでの合格率
回数 受験者 合格者 合格率
第25回 54,449 10,328 19.0%
第24回 54,290 12,662 23.3%
第23回 46,415 8,200 17.7 %
第22回 41,049 8,018 19.5 %

合格率は、例年10%台後半~20%前半で推移しています。前回と比較すると合格率が大きく低下しているので、やや厳しい試験になったといえるでしょう。

受験者の声は?

TwitterなどSNS上では早速喜びの声が投稿されていました。#ケアマネ試験の投稿から一部抜粋の上、個人が特定できない形で合格者の声をご紹介します。

「家族みんなで頑張ったから合格して泣きそう!」

「今年はボーダーラインが高くヒヤヒヤ!チャレンジして良かった!」

「一発合格出来たけど、介護支援分野はギリギリ!」

一方、残念ながら不合格となった方の声です。

「3点足りなかった!合格ラインが厳しかった!」

「今年に限ってなんで合格基準が高いの!?2点足りない」

「今年合格点高すぎ!来年がんばります」

「マークシートミスをやらかしてしまったかも…」

こうした反響を見ても、例年より試験が厳しかったことが伺えます。

介護支援専門員実務研修受講試験は、日常の業務と勉強を両立しなければならない点が難しいポイントです。今年も新型コロナ対応など例年よりも仕事の負担も大きい中、試験を受けられた皆さま本当にお疲れ様でした!