住宅地が続く一帯に、サービス拡大に熱心な施設を見つけられます

駅の周囲の大半を占めるのは、静かな住宅地です。公的な設備や医療機関、大型の商業施設の支店などがその間に点在しており、日常生活を続ける上で随時必要となるものはたいていが間に合うようになっています。
駅の近くを都道443号線が走り抜けており、タクシーを呼んだり自家用車で迎えにきてもらったりするときは、この通りを目安にするのがよいでしょう。バスについては駅前にロータリーがあるほか、都道443号線沿いに乗り場が置かれています。この2ヶ所に乗り入れる路線は合計しても決して多いとはいえませんが、西武バスが運行に携わっており乗り心地は良好です。
練馬高野台駅は、快速や急行のような、急ぎたいときに選ばれる列車が停車する駅ではありません。幸い、すぐ隣に石神井公園駅があるため、ほとんどの列車に乗るチャンスが生まれます。
乗り換え事情を調べると、3区間しか離れていない練馬駅が即座に目にとまります。練馬駅では都営大江戸線に乗り継ぎできますし、豊島園に行きたいときに豊島線を使うことも簡単です。また有楽町線もこの駅を経由して向かえるようになっています。下り方面に関しては少し距離があいてしまいますが、いちばん近い乗り換え場所となるのは秋津駅でしょう。この駅ではJRの武蔵野線への乗り継ぎを行う通勤者を大量に集めています。
練馬高野台駅は、設置を望む住民が以前から多かったという事情も手伝って、利用率は年々上昇しています。1日あたりの乗降客数を確かめると、2005年に20000人を、2013年に25000人を超過しました。近年の増加の勢いは控え目ですが、まだ乗客は増える見込みです。
練馬高野台駅の周囲で介護施設を探すと、介護付き有料老人ホームが多いエリアだという印象を受けます。その次に多いのは、サービス付き高齢者向け住宅もしくはグループホームでしょう。
少し残念なことは、駅のすぐ近くで開業している施設が少な目であることです。しかしそれ以外の点ではなかなかバランスのとれた介護環境となっています。料金システムやサービスの方向性などはほどよく多様化しています。なおごく最近は、看護のためにスタッフを増やしたり、医療施設との一体化を行ったりといった具合に医療面でのサービス強化に集中している施設が相次いでいるようです。