住宅街の中で掘られている、高井戸温泉に浸かり放題

高井戸駅の周辺は、現在住宅街が密集しています公共の施設や福祉関係の施設も多いですが、温泉が湧き出す土地としても有名になりました。この自然の恵みは入浴施設のほか、地熱発電などに利用されています。高齢者の入浴客が年間を通して絶えないことはいうまでもないことでしょう。
高井戸駅は、都道311号線に接する形で建造されています。この都道に沿ってバスの乗り場が設営されています(駅前にはありません)。この停留所に乗り入れているのは関東バスのみです。これとは別に、京王バスが乗り入れるバス乗り場も存在します。
高井戸駅は、現在は京王井の頭線の所管となっています。大規模な住宅街でありながら、高井戸駅には急行列車が停車しません。しかし2区間離れた久我山駅や3区間先にある永福町駅では急行列車が停まりますから、これらの駅で一時下車して待つという手があります。
近い乗り換え場所を探すなら、京王線と接続している明大前駅や、終着駅となる吉祥寺駅が妥当な候補となります。吉祥寺駅では、JRの中央線や総武線に乗り移れますから都内中心部にも都下方面にも出かけやすいです。
高井戸駅の利用率が急激に上昇したのは、昭和後半のことでした。時代が平成に移り変わると横ばい気味になり、その状態が10数年続いていました。しかしその後は少しずつ上昇傾向に転じています。1日ごとの乗降客数は、平成10年代は37000~38000人台を記録することがほとんどだったようですが、2007年以後は連続して40000人を超えています。
高井戸駅の近隣では高齢化した住民はかなりの人数に達しているようです。もっとも介護施設の数は足りているとはまだいえません。つまり介護施設の選択肢は豊かではないのですが、今発見できる施設については総じて悪くないレベルに達しているところばかりです。
駅からの距離についても、1キロ前後という好条件の場所で見つかりますし、うまくいけば数百メートルの近場で見つけられる可能性も若干あります。介護付き有料老人ホームが主役となっているエリアのため、ケアサービスの幅はとても広いです。複雑な事情を持っている高齢者でも、臆さずに相談してみることがおすすめです。