東京23区内にしては比較的低額で入居可能な老人ホームが

綾瀬駅には東京メトロの「千代田線」と、JR東日本の「常磐線」が止まりますが、「千代田線」は北千住・代々木上原・唐木田方面などや北綾瀬へ。ちなみに北綾瀬行きは綾瀬駅が始発です。「常磐線」の方は、亀有・松戸・柏・取手方面などへと向かいます。どちらの駅もICカードに対応しており、東京メトロは「PASMO」、JR東日本は「Suica」が使えます。
バリアフリー化も進んでおり、車イス用トイレ、オストメイト(人工肛門・人工膀胱の方の為の設備)などの整った多機能トイレや、エレベーター・エスカレーターも完備されています。
駅の利用者は大変多く、2013年度の調査では一日平均乗降人員は約44万人。特に東京メトロ綾瀬駅は、渋谷駅に次いで第2位です。2006年以前は綾瀬駅が一番でした。JR東日本の方は、一日の平均乗車人員は15,311人です。
朝のラッシュ時は綾瀬から霞ヶ関間の列車を1時間に29本運行し、通勤・通学に対応しています。取手方面から来て、綾瀬駅からの始発列車に乗り換える乗客も多く見られます。また、駅の北側には武道館があり、連日の方にコンサートが開演されていますので、武道館目当ての乗客も多いようです。このような理由から、東京メトロにおいて1、2を争う利用者数を誇っているのでしょう。
駅周辺には武道館のある都立東綾瀬公園や、イトーヨーカドーや東急ストアといった商業施設、そして区役所などの公共施設があります。
駅の高架下にはバスターミナルもあり、東武バスセントラル、京成バス、京成タウンバス などが乗り入れ、様々な場所と駅とをバスが繋いでくれています。ならびに、足立区コミュニティバス「はるかぜ」や葛飾区コミュニティバス「レインボーかつしか」などのもコミュニティバスにも乗れるので便利です。
そして、東武小菅駅から小菅一丁目地域を循環している葛飾区乗合タクシー「さくら」も止まります。乗り合い制度のお陰でタクシーに格安で乗れますので、足の弱い高齢者の方も助かっているようです。
綾瀬駅エリアは公園も多く、利便性の高いエリアですが、介護施設は東京都内としては、手が届かない程の高額という訳でもありません。介護付き有料老人ホームでも入居時の費用は0~1000万円ほどで、月額利用料は10~30万円程度です。部屋やプランによって随分金額が違いますので、一度見学を申し込み、プラン内容などを説明してもらうと良いでしょう。