パノラマ
区内を象徴する、世田谷八幡宮と豪徳寺の最寄り駅
近くを走る、都道427号線の一部の通称にちなんだ駅名を持つ宮の坂駅。この短い坂道に隣接して広がる世田谷八幡宮は、毎年９月の奉納イベントなどで広くその名を知られています。駅の反対側には、豪徳寺の広大な敷地がすぐそばに広がっています。招き猫の発祥の地として記録されるこの由緒正しい寺院には数々の文化財が納められています。このように、普段からゆっくりと散策できる場所に不自由しない点が、この宮の坂駅の近くに住まいをつくるときの見逃せないメリットでしょう。駅の周囲は全体的に静謐な雰囲気に満ちており、通常の宅地にときおり商店などが混在する形で風景が構成されています。宮の坂駅のプラットホームの裏側には、世田谷区役所の宮坂区民センターが建てられています。この建物の一部には、世田谷線と江ノ島電鉄で使われてきた車両が保管されています。こうした歴史的な価値の高い列車を鑑賞できる点も、時間がある高齢者にとっては大いにプラスになるでしょう。宮の坂駅は、東急世田谷線に所属する駅です。この路線は駅の総数が現在、ちょうど10駅となっており、長大な路線ではありません。しかし区内各地に出かけたいときはとても便利に使えます。そして宮の坂駅から見ると、すぐ隣に乗り換え場所となる駅がある点が魅力的です。この山下駅では、小田急小田原線に乗り換えできます。山下駅から２区間先へ行くと、終点である下高井戸駅に到着します。下高井戸駅は、京王本線と接続しています。これら２駅を除くと、乗り換えの中継地となる駅は起点である三軒茶屋駅に絞られます。この始発駅まで行くと、田園都市線に乗れます（この点はすなわち、東京メトロ半蔵門線などの利用も簡単であることを意味します）。宮の坂駅のそばで介護施設を探すなら、駅から１キロを軽く超えたくらいの範囲が、最初のターゲットとしたほうがよいエリアです。駅からあまり遠ざからなくても施設を確保できる点はポイントですが、施設数などはまだ多めではありませんから注意深く探すことが大切です。施設のタイプは、あまり偏りがないイメージですが介護付き有料老人ホームはほかのタイプと比べるとやや多めです。サービス付き高齢者向け住宅やグループホーム、住宅型有料老人ホームなども、少数であれば容易に見つけることができるでしょう。地価が安い区域ではありませんから入居費用はそれなりに高くなりますが、各種相談は可能です。 画像の一部はwikipediaから引用しています
