都内であることを忘れさせてくれるような美しい渓谷の近く
都内では唯一の渓谷といわれる、等々力渓谷。東京都指定名勝にも選ばれている天然の湧水です。この貴重な自然の恵みの最寄り駅が、等々力駅。やはり駅に近い等々力不動尊や満願寺は、憩いの空間を来訪者に提供してくれます。等々力駅は、東京都市大学のキャンパスの最寄り駅として有名になりました。この大学には、付属の高校や中学校がありますがやはり等々力駅を最寄り駅としています。このほか日本体育大学のキャンパスや、東京都立園芸高校が近在するため、道を歩いていると学生とすれ違うことは、ごく当たり前の日常の一コマとなっています。基本的には静かな街並みで、うるさくなることはほとんどありません。等々力駅は、駅前に専用のバス乗り場が設けられています(このほか近くに、停留所が1ヶ所あります)。東急バスの路線が数種類発着しています。等々力駅は、東急大井町線に所属しています。終着駅の隣駅という位置にあるため、乗り換えについても終着駅(二子玉川駅)で行う利用者は少なくないようです。二子玉川駅は、渋谷駅方面に向かう田園都市線への乗り換えが可能な駅です。なお、その先にある溝の口駅のほうを終着駅とカウントする見方があります。溝の口駅では中央林間駅方面に向かう田園都市線に乗り換えできる上に、JRの南武線に乗り換えることも可能となります。上り方面でいちばん近い乗り換え場所は、東横線と接続している自由が丘駅でしょう。3区間離れています。等々力駅の利用率は、21世紀に入ってから多少低下したといわれています。1日あたりの乗降客数は、2002年に実に32年ぶりに2万6,000人未満に減りました。しばらく横ばい状態が続いていましたが、2010年代に入ると再度2万7,000人を超えており、需要を取り戻しつつあります。等々力駅の周囲で介護施設に入りたいなら、数百メートルという近場で施設を見つけられるチャンスは多少であればあります。ただし、駅から歩いて5分以内といった極度に便利な場所で見つけることは困難でしょう。全体的に、施設がたくさんあるエリアだとはいえませんから、本来は駅から2キロを軽く超えるくらい離れたあたりまでじっくりと探すようにしたほうが無難です。等々力駅の近辺で主力となっている施設は、グループホームおよび介護付き有料老人ホームでしょう。前者であれば、月額使用料が10数万円、入居一時金が20万円前後というパターンが増えているようですから、リーズナブルでしょう。



























































