パノラマ
介護付き有料老人ホームは平均的に定評が高いです
世田谷区は、東京23区の中ではかなり面積に恵まれているエリアです。渋谷や新宿といった一流の繁華街へのアクセスも便利で住民は昔も今もたくさんいます。大学や私立の高校などが数多く建てられているのも目立つ特徴ですが、経堂駅の周辺はその点では典型といえます。東京農業大学や日本大学文理学部、さらに和光学園といった学校の学生・生徒や関係者は駅の周囲で頻繁に視界に飛び込んできます。その結果、若い住民が駅の周辺に少なくありません。安価な商業施設なども点在しており、カジュアルな生活様式を営める土地柄となっています。
バスについては小田急バスグループの独壇場となっています。路線の本数は現在少なめですが、千歳船橋駅や渋谷駅といった具合に目的地や途中で立ち寄る場所の内容はかなり充実しています。
経堂駅は、小田急小田原線の管内にある駅です。すぐ隣には豪徳寺駅があり、東急世田谷線への乗り換えがよく行われています。この豪徳寺駅から発着駅である新宿駅までの間には乗り換えが可能な駅がふたつ集まっています。
いちばん便利な場所はもちろん新宿駅ですが、京王井の頭線と接続する下北沢駅、東京メトロ千代田線と接続する代々木上原駅も捨てたものではありません。下り方面に関しては、登戸駅がいちばん近い乗り換え場所です。この駅では、JRの南武線への乗り継ぎができて助かります。
経堂駅の利用率は、長期的に見るならだんだんと上昇しています。ときどき、若干の低下を繰り返す時期がありましたが。1日平均の乗降客数を振り返ると、最初に67000人を突破したのは1980年代のことでした。しかし1995年から11年間、連続して67000人を下回ります。2007年以降はずっと67000人以上を記録しており、特に2012年には史上初めて70000人を上回りました。
経堂駅の周辺は、建てられてから数十年が経過している住宅は、戸建て・集合住宅の区別を問わず少なくありません。したがって、学生の姿がよく見られるエリアだとはいえ、住民の高齢化の傾向はけっこう顕著です。ただし介護施設の建造についてはまだ進行速度に問題があると考えられています。
それでも介護事業界はけっこう健闘しています。介護付き有料老人ホームは特にがんばっており、ハイクォリティなケアサービスの拡充に余年がありません。費用が安く上がる施設は少数ですが、その分信頼性の高いサービスを期待できるエリアと呼べます。住宅型有料老人ホームも少しずつ増加中です。
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