パノラマ
東急病院に近いため、気軽に相談に通えます
大田区の最北端を占める北千束エリアは、典型的な住宅密集地です。この地域に北千束駅が建造されたのは、80年以上昔の昭和初期のことでした。駅前は、比較的大きな道路に沿って商店がいくつか立ち並んでいますが、大きくて新しいチェーン店などは少数にとどまり、高齢者にとっては懐かしさや親しみやすさを感じられる雰囲気が強いです。駅の周囲で、目立った施設をあげるなら昭和女子大学のキャンパスや昭和大学歯科病院、南にしばらく進むと出てくる洗足池などでしょう。北千束駅は、環七通りや中原街道に近接しています。駅付近に設けられたバス乗り場には、東急バスグループが路線の供給を実施しています。北千束駅は、東急大井町線に所属する駅です。大井町線は急行列車の運行を実施していますが、北千束駅はあいにくとその停車駅に含まれていません。しかし両隣にある旗の台駅と大岡山駅で降りて待てば、急行への乗車は簡単になります。旗の台駅は池上線に、大岡山駅は目黒線に乗り継ぎをしたいときに役立つ駅でもあります。また、旗の台駅から2区間先に登場する中延駅では都営地下鉄浅草線に、大岡山駅から2区間進むと出現する自由が丘駅では東横線に乗り継ぎできます。北千束駅の利用率は、前世紀から継続して低下しています。1日ごとの乗客数は、1997年に4000人以下に落ちました。3500人以下に減ったのはその4年後のことです。それでも2003年からしばらくの間は、再び3500人以上を記録していたのですが、2008年に入るとまた3500人を割り込んでいます。北千束駅があるエリアでは高齢化の進行は避けて通れない課題のひとつです。施設入居型の介護サービスのニーズも必然的に高まっているのですが、まだ介護施設がたくさんあるエリアになっているわけではありません。したがって、施設の戸数はじゅうぶんではないのですが、ラッキーな点もあります。たとえば、駅から歩いて10分とかからない位置で開業しているケースがあることです。もちろん、いつ問い合わせても入居のチャンスがあるとはいえませんが、駅から近くてどこにでも出かけやすい施設に暮らせることは、やはり大きなアドヴァンテージとなるでしょう。施設の種類については、介護付き有料老人ホームないしサービス付き高齢者向け住宅などが流行っている様子が見られます。入居コストについては、全体を通して安いわけではありません。しかし変動制を導入している事例が多いですから、支払い方式はよくシミュレーションして決めるのがベストです。 画像の一部はwikipediaから引用しています
