高級住宅地と文教地区が融合したエリアです
2009年に相次いで、待合室とスレッドラインが設置されたことで話題を呼んだことがまだ記憶に新しい、尾山台駅。待機中の利用客にとって、通過列車(急行に限定されます)が接近してきたときに速やかにわかるようになりました。また、2014年には副駅名「東京都市大学世田谷キャンパス前」が追加されています。このキャンパスまでは徒歩で15分程度かかりますが、実際に学生が駅の周囲を歩いている風景は毎日のように見かけます。この大学をはじめとした文教施設がいくつか駅の周辺にみられるほかは、物静かな住宅地が広がっています。高級住宅地と隣接しているため、町並みは平均して瀟洒な雰囲気です。なお駅の近くには商店街が2ヶ所存在します。普段の買い物はこれらの場所でゆっくりと楽しむのがおすすめです。尾山台駅の付近で乗り降りできる路線バスは、現時点では東急バスの運営する路線だけとなっています。尾山台駅は、東急大井町線に所属しています。どちらかといえば終着駅に近い位置にある駅です。急行列車に乗り換えたいときは、2区間離れた自由が丘駅か3区間離れた二子玉川駅で降りて待つことがおそらく妥当でしょう。そして自由が丘駅では東横線に、二子玉川駅では田園都市線に接続しています。ただし田園都市線については、二子玉川駅から先にも乗り換え可能な駅が連続して登場します。発着駅は大井町駅ですが、この駅まで出向いた場合はJRの京浜東北線や東京臨海高速鉄道のりんかい線への乗り継ぎを実現できます。尾山台駅の利用率は、非常に遅々とした歩みとなっているものの、数十年かけて上がっています。1日平均の乗降客数は、実は1990年代末期から2000年代半ばにかけて若干減っています。しかし2008年に11年ぶりに、26000人を超えました。2013年になると29000人を超えており、30000人を超えるのは時間の問題となりつつあります。尾山台駅の周辺で介護施設に入りたくなったときは、駅から1キロ前後離れたあたりまでが、最初によく探したほうがよいエリアとなりそうです。その範囲において施設数が目立つというほどではありませんが、施設の建設がこの10数年を振り返っても相次いでいたことは事実だからです。施設のタイプはバラバラで、まとまった傾向などはありませんが介護付き有料老人ホームは、そのほかの施設と比べれば見つかりやすいかもしれません。介護付き有料老人ホームは費用が高めになる可能性がありますが、グループホームなどであれば安くなる可能性のほうが高いです。




























































