パノラマ
三軒茶屋駅の周辺に集う商業店に楽にアクセスできます
西太子堂駅は開業当初、「西山」という駅名でした。現在の名前に改められたのは創設から10年以上経ってからのことです。駅名および地名に由来する「太子堂」とは、駅から歩いて行ける距離にある円泉寺の中に所在する仏堂のこと。この仏堂は、主として聖徳太子を祀る目的で建立されており、現在までずっと無料で拝観できるように決められています。西太子堂駅は基本的に、住宅地に取り囲まれた駅。商業施設などは、隣接する三軒茶屋駅の近辺に集中しています。1990年代の三軒茶屋駅の移設（現在は、わずか300メートル程度しか離れていないため、ゆっくりと歩いても数分でアクセスできます）によって、これらの商業地へのアクセスは一気に楽になりました。散歩をする場所としてしばしば選ばれているのは、近くを流れる烏山川の川岸でしょう。少し急勾配となっている坂道もありますが、全体としてなだらかな緑道がたくさん整備されており、どんな季節に歩いても心からリラックスすることが可能です。西太子堂駅は、国道246号線の近くに位置する駅です。バス乗り場は駅前にはありませんが、付近の交差点沿いにつくられています。この停留所で待っていると、東急バスグループの路線がやってきます。西太子堂駅は、東急世田谷線に所属する駅です。この路線では三軒茶屋駅が発着駅のため、必然的にこの隣駅で下車する確率は高いものとなります。三軒茶屋駅を経由して、田園都市線や接続する東京メトロ半蔵門線などを簡単に利用できます。そのほかの乗り換え場所は、終着駅方面に集まっています。終着駅である下高井戸駅は京王本線に、その2区間手前に現れる山下駅は小田急小田原線に接続しています。西太子堂駅の近所で介護施設を探すときは、まずは駅から2キロくらいの範囲を徹底してチェックすることがおすすめ。軒数はまだまだですが、若干数であれば駅から徒歩10分以内、あるいは20分以内でアクセスできる施設を発見できますから。もちろん、隣接する三軒茶屋駅が最寄りとなる範囲に建てられた施設にも欠かさず目を向けるべきでしょう。施設の種類に関しては、介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホームなどがおそらく見つかりやすいと思われます。入居料金は、地域の特性などを考慮すると高額になる傾向がありますが、入居一時金と月額使用料のそれぞれについて金額を調整する余地がありますから、慎重にシミュレーションして決めることが大切でしょう。 画像の一部はwikipediaから引用しています