川崎の中心市街地と、多摩川を挟んで向かい合うエリア
六郷土手駅は、2016年の10月で開業から110年という伏目の日を迎えます。駅が所在する場所は、多摩川の北岸の広大な河川敷のすぐそばです。その中でも、ゴルフ関連の施設やテニスコートなどがつくられた場所と六郷土手駅は近接しています。少し離れたところには野球場やサッカー場なども広がっているほか、特にスポーツ施設とは関係ない緑豊かなスペースにも近いです。この河川敷では毎年8月のお盆の時期になると、大田区が巣際する花火大会が開催されます。ただ花火を打ち上げるだけではなく、楽器をライヴで演奏するといった独特の催しも企画されており、毎年膨大な見物客を動員しています。このほかに六郷土手駅の近くで目立つ施設を探すとしたら、自社仏閣が多く点在していることになるでしょうか。六郷神社や北野神社、本山専修寺関東別院などがその代表格といえそうです。六郷土手駅を出てからバスに乗りたいときは、2ヶ所に分かれた乗り場のどちらかで待機することになります。京急バスグループや東急バスが、路線の運行元となっています。六郷土手駅は、京急本線に所属する駅です。高速で運転される列車はまったく停車しません。しかし京急川崎駅が隣駅ですから、快速特急列車をつかまえるときはあまり苦労しなくて済みます。反対方面に目を向けると、2区間先に京急蒲田駅が現れます。この駅は空港線と接続しており、羽田空港の方角に用件があるときは重宝します。六郷土手駅の利用率は、今世紀に入ったころにちょっとした低迷期を迎えています。1日あたりの乗客数は、1990年代にさかのぼると8000人を超えていた時期が続いていた様子がうかがえます。しかし1997年以降は8000人を割っており、しかも7000人以下に落ちるまではあっという間の出来事でした。ただし、こうした減少はすぐにストップしており、過去10年間は7000人前後で不規則に上下を繰り返してきた印象が強いです。六郷土手駅の近隣で介護施設を探すなら、現在は大きなチャンスとなるかもしれません。軒数についてはたいしたことはないのですが、駅から歩いて10分以内でアクセスできる施設を、短時間で連続して発見できるチャンスがあることは間違いなさそうです。施設の種別に関しては、介護付き有料老人ホームや高齢者住宅などが考えられます。入居費用については、月額使用料と入居一時金ともに低額になるとは書けません、しかし支払い方式を相談する余地はありますから、担当者とよく話し合うことが第一です。





























