介護付き有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅が増加中

現在は、近所にあるヤマト運輸の支店などを目的地とする利用者のために、「ヤマトグループ 羽田クロノゲート前」という副駅名を正式に掲げています。多摩川や海老名川と近接していることから、工場などは駅から川岸までの間に少なくありません。
また、羽田空港および東京湾にも近いため、空港関係や運輸関係、さらに宿泊業関係の施設などが点在しています。穴守稲荷駅のそばでバス乗り場を探すと、2ヶ所確認できます。どちらも京急グループの路線バスが管理しています。
穴守稲荷駅は、京急空港線の管内にある駅です。すぐ隣にある天空橋駅から先は、終着駅の羽田空港国内線ターミナル駅までずっと空港および東京モノレールとの関わりが深い駅が連続します。
東京モノレールの羽田空港線は、港区や品川区方面に向かいますから便利に使えることもしばしばです。発着駅は京急蒲田駅ですが、この駅はもっぱら京急本線への乗り換え場所として利用されます(品川や横浜方面であれば、直通運転が実施されています)。
穴守稲荷駅の利用率は、20年以上前から低下の一途をたどっています。1日あたりの乗客数を計算すると、1994年以降はずっと8000人を割っています。2000年を過ぎると横ばい気味になり、微増する年も増えましたが2008年に9年ぶりに7500人以下になったのを境に、低下傾向がまた顕著になりました。2010年以後は連続して7000人以下を記録しています。
穴守稲荷駅は地図で見ると、建物が密集するエリアに所在することがすぐにわかります。このような立地条件があると、新しい介護施設を増やす上で不利になることが多いのですが、最近の穴守稲荷駅の近くには少しずつ施設が登場しています。
施設の総数でいえばまだ褒められる状況ではありませんが、駅から約1キロ以内で探しても、たちどころに数軒の施設を探し当てられる点は、とても好ましい状況でしょう。施設の区分に関しては、介護付き有料老人ホーム化サービス付き高齢者向け住宅のどちらかが多いです。