ショッピングが楽しめる「あみプレミアム・アウトレット」

茨城県の南部、霞ヶ浦の南岸に位置する阿見町。
土浦市と牛久市に南北を挟まれ、東部は稲敷市と、同じ稲敷郡に属する美浦村と隣接しています。
主に市街地が発達しているのは町内の北部、霞ヶ浦の南岸に近い一帯です。
全体的に緑が多い上に農業が主要な産業の地域でしたが、20世紀に入ると海軍の拠点などが設けられたため一変しました。
現在も、自衛隊の基地などが存在します。
近年は工業化が熱心に推進されたため、大規模な工業団地などがいくつも形成されています。
隣接する牛久市との境界線付近に、2009年にあみプレミアム・アウトレットが開業しました。
この場所は100を超える多数の商業店が出店している総合的な商業施設です。
数年後の増設を経て、現在は4,000台近い自家用車を収容できる駐車施設を擁しており、休日になると大量の買い物客が殺到する施設に成長しました。
この場所は牛久市の象徴的な観光資源である牛久大仏に近いため、大仏の雄大な姿をじっくりとご覧いただけます。
阿見町には鉄道が開通していないため、列車にお乗りになりたいときは牛久市内にあるJR常磐線のひたち野うしく駅か、土浦市内にある土浦駅・荒川沖駅などに出向いていただくとよいでしょう。
駅までの移動については、町内でご乗車できる路線バスでじゅうぶん間に合います。
これらのバスについては、関東鉄道グループやJRバスグループのサービスをお使いになれます。
幹線道路に関しては、首都圏中央連絡自動車道にお乗り入れできるインターチェンジを町内で2ヶ所ご利用可能です。
そのほか、国道125号線や県道25号線・34号線・231号線あたりが便利な車道です。
阿見町の人口は、昭和後期から平成初期にかけて右肩上がりの成長を続けていました。
今世紀に入ると横ばい気味に転じています。
ですが、2023年の調査によると4万9,161人という集計結果が出ており、やや増加傾向にあることが判明しています。
同年の高齢化率は、28.0%でした
阿見町は茨城大学の農学部や茨城県立医療大学のキャンパスがあるため、その周辺では学生が歩く姿をよく見かけます。
県立医療大学については、付属の病院をご利用できます。
それから、東京医科大学の茨城利用センターが阿見町内にある点は特筆に値するでしょう。