神社の門前町だった場所。現在は広大な住宅街です

m御嶽山駅が発足したのは、関東大震災が発生する数ヵ月前のことでした。すでに90年を超える歴史を持っています。駅名の由来は、徒歩数分の場所に所在する御嶽神社にあります。この神社は、木曽地方の御嶽神社の支社のような役割を数世紀にわたって果たしてきました。江戸時代になると、門前町として神社の周囲が発展したことが数々の史料から明らかになっています。
では、現在の御嶽山駅の周辺を確かめてみましょう。あらゆる方角に宅地が広がっています。駅の近くや大通り沿いなどに商業店舗やオフィスが、入居するビルなどが点在しており、都立高校が2ヵ所存在するのもこの地域の特徴。平日の朝方や夕方は、学生が駅の内外を移動する様子が窺えます。
御嶽山駅は、国道311号線のすぐそばに位置する駅。この国道を北に向かって進むと、じきに都道2号線が見えてきます。そのほか都道426号線や第二京浜道路へ簡単に乗り入れできます。駅から西方向に進むと多摩川の河川敷に到着可能です。この河川敷のほか、駅の東側に位置する区営の東調布公園など、散歩の目的場所として良い環境です。
御嶽山駅は、東急池上線に所属する駅。最寄りの乗換え地点は、上り方向・下り方向それぞれ5区間先に登場します。蒲田駅では、多摩川線のほかJRの京浜東北線をご利用できます。旗の台駅では、大井町線へ乗り換えが可能です。また旗の台駅の2区間先に登場する戸越銀座駅では、都営浅草線へ乗り換えができます。
御嶽山駅の利用率は、過去数十年を通して一貫して上昇している状態です。1日平均の乗降客数は、2005年に2万人を超えました。それから10年経つと、2万5,000人を突破しています。この増加傾向は、まだしばらくの間変わらないだろうという意見があちこちから出されています。
御嶽山駅の近隣に建てられてきた介護施設に興味ある方は、駅から2~5km圏内をじっくりと調べたほうが把握しやすいです。それよりも近い位置にある施設もありますが、競争率が激しくなるためすぐに入居できない可能性があります。なるべく最初のうちは、広い範囲をお確かめの上で十分に比較・検討をすることが大事です。施設の種類については、グループホームの多さが圧倒的。そのほか、サービス付き高齢者向け住宅・住宅型有料老人ホームなどが建てられています。