アークヒルズやホテルオークラ、各国の大使館などが目印の地域

20世紀があと数ヶ月で終わるという時期に開業した、六本木一丁目駅は当初、東六本木という駅名を用いていました。建造されてからまだ20年と経っていないため、構内のあらゆる部分が新しく、設備の質が高いという強みを持つ駅です。ホームドアのような安全を保障する設備や、バリアフリー関係の設備が優れているためご高齢の方でも安心してお過ごしいただけます。
駅の周囲は建物がとても密集していますが、その隙間を縫うように赤坂氷川神社のような寺社仏閣が残されています。オフィス街や繁華街に挟まれており、知名度の高い企業が拠点にしているビル群や大型の商業施設などが乱立している地域です。富裕層や各界の著名人が入居する集合住宅も、各地に建てられています。また、各国の大使館が固まっている地域として知られています。
六本木一丁目駅のそばで、ひときわ目立つ建造物といえばおそらくアークヒルズかホテルオークラ。実はどちらも、バス乗り場と近接しているという共通点を持っており、アークヒルズのそばでは都営バスに乗車可能です。ホテルオークラのそばでも同じですが、東京空港交通が運行するリムジンバスの乗り場としても使われています。幹線道路に関しては、首都高速3号線や首都高速都心環状線にお乗り入れできるジャンクションが駅の近くに設けられています。
六本木一丁目駅は、東京地下鉄の南北線に所属する駅。管内では、麻布十番駅と溜池山王駅に挟まれています。麻布十番駅では、都営地下鉄大江戸線に乗り継ぎでき、溜池山王駅では、銀座線・千代田線・丸ノ内線への乗り換えが可能です。麻布十番駅を通過していただくと白金高輪駅・白金台駅が見えてきます。これらの駅はどちらも都営三田線と接続しています。
六本木一丁目駅の1日平均の乗降客数は、開業の翌年に2万人を突破し、その5年後に5万人を超えました。その後は微増と微減を不規則に繰り返していましたが、この数年は再度増加傾向に転じています。
現在の六本木一丁目駅のそばで介護施設を探すと、1kmを過ぎたあたりから、施設数は多くなります。施設の種類については、介護付き有料老人ホーム・特別養護老人ホーム・グループホーム・介護老人保健施設が多いです。