都営住宅などが固まっています。住民との交流も楽しいもの
西台駅は21世紀に入ってから、西口が新規に開設されたことで何もかもが大きく変わっています。出入り口が増えたことで得をする住民が続出したものの、プラットホームや階段などの整備が不足していたため混乱の原因となりました。その後それらの不備が順次改善され、だいぶ使いやすくなりました。西口の営業時間が2009年に拡大されたことも、住民の利便性向上につながっています。西台駅の周囲で目を引くのは、線路や駅舎のすぐそばまで迫った都営住宅でしょう。近年も、集合住宅の新規開発が駅から徒歩10分圏内の場所で行われており、ベッドタウンという色彩が強い土地です。大型の商業施設などは駅前エリアに集中していますが、住宅地として開発されてからの歴史が長いため、住み心地は高水準に保たれています。西台駅は、そばに国際興業バスの操車場が置かれていることで有名です。駅前で乗り降りできる路線バスも、全系統が国際興業バスの手で管理されています。西台駅は、都営三田線の管内にある駅です。終着駅である西高島平駅まで3区間という位置にある駅ですが、乗り換え場所はすべて発着駅方面に集中しています。西台駅から見て最寄りの乗り換え場所となるのは、7区間先に所在する新板橋駅でしょう。新板橋駅では、JRの埼京線に乗り換え可能です。その1区間向こうにある西巣鴨駅では都電荒川線に、さらに1区間向こうにあるJRの巣鴨駅では山手線に乗り継ぎできます。西台駅の利用率は、平成に入ってから大きな変化が起こったことはまったくありません。しかし不規則な上下が多かったことは事実。1990年代の半ばまでは上がっていましたがその後低下に転じました。2000年代はランダムな上下が頻繁に起こっているという印象です。1日あたりの乗降客数は、2000年以降は24000人台がほとんどですが、その推移にはっきりとした傾向などはない模様です。都営三田線の沿線では、介護施設が増えているエリアが数ヶ所確認されています。しかしあいにく、西台駅の周囲となるとまだ介護施設が少ないようです。それでも、駅から2キロ圏内で探しても多少であれば施設がすぐに発見できますから、あきらめる必要はまったくありません。介護付き有料老人ホームないしサービス付き高齢者向け住宅であれば、見つかる確率もやや高めでしょう。施設の料金体系は、固定制と変動制とで格差が激しいのですが、前者の場合ならあまり高額にならずに済む可能性があります。



























































