パノラマ
再開発計画が着々と進んでいて、近い将来が楽しみです
現在の千住大橋は、明治初期に架けられたもので、国道4号線に連なる重要な橋です。この場所はもともと、江戸時代から何回も橋の建造が実施されており、さまざまな経済活動に影響を及ぼしてきました。この歴史を持つ橋の目と鼻の先に存在するのが、千住大橋駅です。2014年の2月末から新たに、駅前の広場が一般開放されています。千住大橋駅の周囲は近年、再開発プロジェクトが進行しています。かつては工場地帯などが広がっていた地区全体を利用した開発を目指している「ポンテグランデTOKYO」は、その最たる例でしょう。住居として使われるスペースが大半を占めていますが、超高層ビルや大規模な商業施設もつくられる予定です。その一方で古い史蹟なども残されており、NHKの大河ドラマで脚光を浴びた「千葉灸冶院跡」や、「奥の細道」で名高い松尾芭蕉の句碑などが近いです。千住大橋駅を出てからバスに乗りたくなったときは、2ヶ所に分けられている乗り場のどちらかで待つことになります。路線の運行元となっているのは、都営バスや京急バスグループ、東武バスグループや新日本観光自動車などです。千住大橋駅は、京成本線に所属する駅です。隣接する町や駅・京成関屋駅はそろって乗り換えが可能な駅です。前者では東京地下鉄の千代田線および都電荒川線に、後者では東武伊勢崎線に乗り継ぎできます。なお、上り方面に3区間離れた日暮里駅と下り方面に4区間離れた青砥駅は、どちらもすべての列車が停車する駅です。千住大橋駅の利用率がピークに達したのは、今から40年くらい前の時代だったといわれています。その後はつい最近まで、一貫して低下していました。1日平均の乗客数は、1995年に7000人未満となり、その6年後に6000人を割りました。しかし最近は、再開発計画などの影響を受けて急速に事態が変わりつつあります（2014年は、久しぶりに6500人を超えた年となりました）。千住大橋駅がある場所は、介護施設などの存在感が強い地域ではありません。しかし数は少ないものの、駅から歩いて10数分で行ける施設もありますから、1回は時間をかけてチェックをする価値はあります。施設の種類については、介護付き有料老人ホームがいちばん探しやすいと考えられます。入居費用については、周囲の条件を総合するとどうしても高めになる可能性が高い模様。しかしその分、設備やケアサービスの質は高いですから、見学や体験入居を通じてよく検討するべきでしょう。 画像の一部はwikipediaから引用しています
