住宅街の狭間に、落ち着いて暮らせる介護施設が進出しています
2014年の春に、新しく地下通路が一般開放された落合駅。この通路は2番出入り口の反対側に、エレベーターを降りると即座に使える位置につくられており、周囲の住民からも好評を博しています。落合駅の周辺は、数十年前からあまり様子が変わっていません。都内のどこにでもあるような平々凡々な住宅地がほとんどです。集合住宅の多さでも有名ですが、これは近くに所在する文教施設に通う学生がよく集まってくることに起因しています。そこそこ大きな道路に出ると、沿道には低~中層のビル群の割合が増えます。こうした場所には商業施設や中小企業のオフィスなどが集中しています。落合駅は、首都高速中央環状線に近接しています。このほか、都道25号線・317号線がアクセスしやすい位置にあります。バス乗り場は駅付近に2ヶ所設けられています。西武バスグループと関東バスグループが運行する路線バスに乗り降りできます。落合駅は、東京地下鉄の東西線に所属する駅です。発着駅である中野駅と隣接しており、この隣駅を介してJRの中央線に簡単に乗り入れできます(制限はある者の直通運転が実施されているため、MAXで三鷹駅まで、乗り換えなしで直行できる可能性があります)。もうひとつの隣駅は高田馬場駅。この駅では副都心線やJRの山手線、それから西武新宿線への乗り継ぎが実現します。その向こうには早稲田駅や飯田橋駅などがあります。前者では都電荒川線に、後者では有楽町線・南北線や都営大江戸線に乗り換えできます。落合駅の利用率は、1990年代の後半から今世紀の初頭にかけて少しずつ低下していました。1日ごとの乗客数は、1999年に12000人を割り、その4年後に11000人を割りました。しかし2000年代の終わりになるとゆっくりとした増加に転じます。2013年は15年ぶりに、12000台に戻った年となりました。落合駅の周辺では現在、駅から徒歩10分以内でアクセスできる施設が相次いで登場し、入居者を募集しています。とはいえ軒数が多いというわけではありませんから、関心があるなら早めに連絡して、見学や体験入居、また資料請求などを済ませたほうが無難でしょう。施設のジャンルについては、グループホームや介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホームなどに出会えるチャンスがあります。中には、複数のジャンルが1ヶ所で共存している複合型の施設も存在します。医療機関との提携がしっかりしている施設も多く、健康上の相談がしやすいという利点があります。



























































