都内でも指折りの、大きくて有名な公園がある地域
井の頭公園がつくられたのは、昭和初期のことでした。当時は、井の頭公園が恩賜公園となって一般公開されて10数年が経過しており、ボート場をはじめさまざまな設備が増やされていた時代でした。井の頭公園の最大の特徴は、水量が豊かな湧き水でしょう。井の頭池とそれを取り巻く樹木や草花は、まさに都会のオアシスとして都民全体に愛されています。放っておいても絶えず人が集まる公園のため、飲食店などがその近くに集まっている点も見逃せない長所でしょう。井の頭公園駅からはやや距離があるものの、公園と隣接する敷地に建てられている三鷹の森ジブリ美術館は、この地域を代表する文化施設として昨今は全国的に注目されています。井の頭公園駅は、京王井の頭線に所属する駅です。急行列車は基本的に通過してしまうのですが、春になった花見客でごった返す時期になると、休日に限って急行列車が停車することがあります。すぐ隣に終着駅である吉祥寺駅がありますが、この駅はJRの中央線への乗り換え場所となっています。もっとも、数百メートルしか離れていないため、歩いても簡単に吉祥寺駅には着いてしまいますが(吉祥寺駅の周辺には、商業施設がたくさんあるためウィンドウショッピングをするだけでも楽しいものです)。反対方面に目を向けると、いちばん近い乗り換え地点は7キロ以上離れた明大前駅であることがわかります。この駅は京王本線と接続しています。井の頭公園駅の利用率は、昭和にさかのぼると今と比べ物にならないくらい高かったということです。しかし1980年代にかなりの低下を見せたあとは、あまり変化していません。平成に移ってからの1日あたりの乗客数は、しばらくの間は2500~3300人くらいの間で推移していました。今から10年位前からやや増加しており、ときとして3500人に近い結果を残したことがあります。井の頭公園駅を起点として介護施設を探すときは、駅から1~3キロくらいのエリアを集中して見て回るようにしたほうがよいでしょう。駅から1キロ以内となると、ハードルがわりと高くなってしまうのですが。頻繁に目にとまる施設の種類をあげるなら、介護付き有料老人ホーム・グループホーム・サービス付き高齢者向け住宅・住宅型有料老人ホームとなかなか多様性に富んでいます。料金面で見るなら、低価格の施設とそうではない施設が共存しているエリアです。安い施設の場合は、入居一時金が発生しないことがあります。



























































