河川敷に囲まれた駅。公園と団地の多さが目を引きます
都営新宿線の開通時から存在し、30数年の歴史を持つ東大島駅。開業当初は管内において発着駅という立場にありました。東大島駅の希少な特徴は、旧中川をまたぐ形で駅舎が設計されていること。プラットホームに行政区分標がある駅です。河川に架かった橋上駅であるだけでもユニークですが、旧中川は江東区と江戸川区の境界線に使われていることから、区境をまたいだ駅でもあることになります。これらの特徴が高く評価されて、2000年に関東の駅百選に指定されました。東大島駅の周囲を歩き回ると、河岸という立地条件を活かしてスポーツ施設などがつくられていることがひと目でわかります。都立大島公園の敷地内には数種類におよぶ競技施設が設けられています。もちろん何気なく散歩を楽しむことは簡単です。このほかに目立つのは集合住宅や団地の多さと大きさでしょうか。ベッドタウンの一角として成長してきた経緯があるため、完成された居住空間が広がっています。東大島駅は、都道477号線や都道・県道50号線の近くに所在しています。バス乗り場はこの都道477号線沿いをはじめ数ヶ所設置されています。いずれの停留所にも都営バスの運行が実施されています。東大島駅は新宿線の管内においては、両隣を急行列車の停車駅に挟まれる状況となっています。乗り換え場所を付近で探すなら、3区間離れた住吉駅となります。この駅では東京地下鉄の半蔵門線に乗り換えできます。そこから2区間進むと森下駅に出くわします。この駅は大江戸線と接続しています。東大島駅の利用率は、この20年間を通して上がっています。1日あたりの乗降客数は、2008年に3万人を超えました。2013年には3万1,000人を突破しており、これからも少しずつ増加していく可能性が高そうです。東大島駅の近辺にて介護施設を探すなら、駅から1キロくらい離れたあたりからが舞台となるでしょう(駅から徒歩数分でたどり着けるような近場には土地がほとんど空いていないと思われます)。駅から1~2キロの範囲でまず探してみて、それで物足りなければもっと遠くまで探すのが効率的な手順でしょう。発見できる施設のタイプは、グループホーム・介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホームなどです。料金体系については変動制を導入しているところがほとんどですが、安い場合は月額使用料が20万円前後で契約できることがけっこうあるはず。支払い方式については何度もシミュレーションをして決断するのが妥当でしょう。




















