早稲田大学のキャンパスや公園が、駅の南側に広がっています
早稲田大学の広大なキャンパスのすぐそばに位置する、東伏見駅。この駅が発足したのは昭和初期のことでしたが、当初から早大の運動場などがつくられる方向で計画されていたと伝えられています。駅の南側は、早大の東伏見キャンパスや、東伏見小学校と隣接するように武蔵関公園・東伏見公園が存在します。これらの施設を除外すると、東伏見駅の周辺は物静かな住宅地が今なお多く残っています。学生や教職員がクラス集合住宅などもあちこちに点在します。古くから暮らし続ける世帯がまだ多いため、商店街なども残っています。東伏見駅は、都道4号線・8号線・245号線に出入りしやすい位置にあります。路線バスについては、現在は減ってしまいましたが、西武バスおよび関東バスが手がける路線に駅付近で乗り降りできます。東伏見駅は、西武新宿線に所属する駅です。準急を除くと高速で運転される列車は停車しませんが、2区間離れた上石神井駅・田無駅で降りて待てば急行や通勤急行を利用できます。最寄りの乗り換え地点は、4区間先にある小平駅となります。小平駅では、拝島線への乗り継ぎができます。さらに2~3区間先へいくと、東村山駅・所沢駅が見えてきます。前者では国分寺線と西武園線に、後者では池袋線への乗り換えが可能となります。東伏見駅の利用率は、1990年代はほとんど変化していませんでした。しかし今世紀に入るとゆっくりと上昇するようになります。1日あたりの乗降客数は、2003年に22000人を上回ります。その3年後には24000人台に乗りました。その後は、24000~26000人の間で推移することが多く、24000人を下回った年は少ないです。東伏見駅の周囲は、介護施設がこの10年くらいで増えました。現在もまだ新しい施設の建設計画が実行に移されており、学生が多く住む町でありながら、高齢者が余生を過ごす場所としても成功を収めています。それにこの界隈には、駅からあまり遠ざからなくてもよいというメリットがあります。施設が多くたてられている場所は、駅から1~2キロくらい離れたあたりなのです。施設のタイプについては、介護付き有料老人ホームが占める割合が非常に高いです。それ以外となると、サービス付き高齢者向け住宅がやや多めに建てられているでしょうか。施設の入居コストについては、高額なケースが多いです(介護付き有料老人ホームが多いため)が、よく探せば安価な料金システムが採用されているところにきっと出会えるはずです。




























































