多磨駅エリアはベッドタウンとしても人気の場所。公園などもある

多磨駅は、東京都府中市紅葉丘3丁目にある駅。西武鉄道が運行する「多摩川線」が乗り入れます。東京外国語大学の最寄り駅でもある為、副駅名は「東京外大前」です。
1929年多摩鉄道の「多磨墓地前駅」として開業。1988年に新駅舎が完成し、2001年には多磨駅に改称されました。ちなみに北隣の駅は「新小金井駅」で、多磨駅から直線距離で2.2kmほど。南隣の「白糸台駅」までは1.4kmです。
多磨駅は多機能トイレなどもある地上駅で、駅のホームには多摩川線の武蔵境方面行き上り列車と、白糸台・是政方面行き下り列車が停車。平日は朝の7時から夜の20時まで1時間に6本ほど止まる為、多摩川線が利用しやすいです。2015年度の調査によると、1日の平均乗降人員は1万3,807人。多摩川線の全6駅の中では第2位の多さとなっています。
駅前ロータリーにあるバス停には京王バス東や小田急バスの路線バスが発着。外語大循循環バスや、飛田給駅北口・調布駅北口・三鷹駅・榊原記念病院などへ向かうバスが利用できます。くわえて、府中駅行きの府中市コミュニティバス「ちゅうバス」も止まるので便利です。
多磨駅エリアは静かな住宅街で、商業施設はコンビニがある程度。買物の際は少し足を伸ばす必要がありますが、東京外国語大学の近くに大型商業施設ができる予定なので、数年後には買物なども便利になります。
昔からの町で狭い道が多いのはネックですが、武蔵野の森公園や野川公園などの大きな公園もあり、比較的緑の多い場所。東京都立多磨霊園や府中市立紅葉丘図書館などのスポットもある為、「環境が良い」と好評です。
エリア内には、介護付きや住宅型の有料老人ホームも増加中で、入居時の頭金が数百万円から1億円以上といった高級系ホームが多いのが特徴。介護付有料老人ホームの中には2人部屋のあるホームもあり、夫婦の介護度に差があっても、二人で一緒に入居できます。また、24時間看護士常駐のホームもあるため、夜中に体調を崩しやすい方も安心です。
一方、住宅型有料老人ホームも設備が豪華。景色の良い屋上テラスや、豪華な応接セットのあるエントランスフロアなどでのんびり過ごせます。理美容室もあり、定期的に美容師が来ますので、施設で気軽に髪のカットなどがしてもらえるのも魅力です。
多磨駅エリアはベッドタウンとして人気のエリア。「老後は静かに暮らしたい」と願う方にピッタリです。介護施設への入居を検討中の方は、エリア内のシニア向けの施設も見学ください。