広い公園が多いエリアに、広くて素敵な施設が増えています

大宮公園の中には競輪場などがありますから、ギャンブルを趣味とする向きには、楽しくてたまらない場所となりそうです。いうまでもなくスポーツ施設も申し分なく設置されており、特に野球をする場所の充実ぶりが目立ちます。
住宅地の開発が断続的に行われてきたエリアでもあり、企業の社宅や公営の団地などに暮らす住民はいまだに少なくありません。集合住宅がつくられる場所の場合、交通インフラも含めてあらゆる設備の充足が図られるのが世の常ですが、この場所でいちばん目立つ道路は県道35号線でしょう。
そしてこの東武野田線の大宮公園駅が毎日おおぜいの通勤客・通学客を運んでいます。この駅は、野田線の発着駅である大宮駅と2駅しか離れていません。大宮駅まで出てしまえばそこからは、新幹線を筆頭に数々のJRの路線が待っています。昨今は、埼玉新都市交通線の人気も上がっています。逆方向に向かうなら、いちばん近くてよその路線に接続しているのは春日部駅でしょう。東武伊勢崎線へ時間をかけずに乗り移れます。さらに遠くに行けば千葉県内に入り、終着駅の船橋駅をはじめ千葉エリアの主要な路線と接続している駅が立て続けに登場します。
この駅の利用率を調べると、大幅な上下はゼロに近いものの小刻みな変化が目立ちます。1日あたりの乗降客数が2001年以後はずっと10000人を切っていましたが、2008年に、そして2011年から3年続けて10000人を上回りました。今後の流れはわかりませんが、10年前などと比べて収益は堅実に出ていると思われます。
大宮公園駅の近隣の介護施設の動向を探ると、できたばかりの施設がよく目立ちます(しかし今なお、新規の施設が建設されている模様です)。介護付き有料老人ホームはとてもインパクトがあるところが多く、広大な敷地に立派な建物を有したところが今人気です。ここまで予算を惜しまずに建てているにもかかわらず、「駅から極端に離れていない」「入居コストが意外なほど高くない」といった体験談が頻繁に伝わってきます。
その次に目を引くのは、住宅型有料老人ホームやグループホーム・高齢者住宅などの健闘でしょうか。門をくぐるだけでもヒントになることがきっとありますから、ぜひ見学していただきたいです。