大阪市南西部の泉北郡には、病院併設のサービス付き高齢者向け住宅も

泉北郡は、大阪府の南西部の郡。
大阪湾に面しており、北東は大津川・牛滝川を堺に泉大津市や和泉市と、南西は岸和田市と隣接しています。
明治29年に発足した時には坂井市や岸和田市などのエリアも泉北郡入っていたため、大きな群でしたが、現在は忠岡町のみが所属する人口約1.7万人の群です(2023年推計人口)。
交通アクセスの中心は南海電鉄「南海本線」が乗り入れる忠岡駅で、忠岡駅と忠岡町役場の周辺に商業施設などが集中。
このエリアを中心に住宅街も広がっています。
一般の路線バスは走っておらず、忠岡町のコミュニティバス「町営福祉バス」が町内を循環中。
これは基本的に高齢者や障がい者の方の為のバスですが、それ以外の方も乗車可能で、運賃は無料です。
泉北郡は大阪市の中心エリアから列車で30分程ですので、通勤者も多く、ベッドタウンとしての役割も担っています。
高齢化率は28.4%と、4人に1人は高齢者ですので、泉北郡は高齢者福祉サービスの充実にも力を入れ始めています。
泉北郡の忠岡町は、町役場に「いきがい支援課」を設置し、介護だけでなく高齢者の悩み全般に対応しているのです。
また、泉北郡には介護系の施設もあり、特別養護老人ホームだけでなく、グループホームやサービス付き高齢者向け住宅なども選べます。
群内のグループホームは65歳以上の認知症の方が入居対象で、毎月の利用料が15万円未満で収まるホームも。
しかも駅から近く、立地が良いホームもあり、入居後もご家族が面会に来やすいでしょう。
そして、郡内にはサービス付き高齢者向け住宅もあり、入居時の費用や月額利用料が共に15万円程度のプランも用意されています。
中には入院施設完備のクリニックが併設されている住宅もあり、万が一の時なども入院ができるので安心。
その他にもリハビリセンターが併設されていたり、手作りの料理が毎食振る舞われたり…と今時の介護施設はさまざまな魅力があります。
是非、一度見学に行って館内の雰囲気や設備の良さを感じていただきたいです。
泉北郡は大阪市の中心街からも比較的近いですので、足を伸ばせばショッピングなども楽しめます。
郡内にもいろいろとお店が揃っており、余り不便を感じずにすむでしょう。
介護施設代も安めですので、泉北郡はシニア世代にもおすすめです。