昔ながらの商店街もあり、懐かしい気持ちで日々を送れるエリア

駅の周囲は、開けているイメージがある界隈がある一方で、昔から続く商店街なども残っており、個性豊かなエリアと呼んでOKでしょう。バスを使いたい場合は駅の西口に、東急バスと川崎市バスが乗り入れています。特に川崎駅に向かいたい場合はバスを使うと手軽に移動できておすすめです。
東横線と目黒線が通る駅のため、渋谷駅から横浜駅までメジャーな駅に行くことはとても簡単です。日吉駅から田園調布駅までは複々線の区間ですが、多摩川駅では東急多摩川線、武蔵小杉駅ではJRの南武線・横須賀線・湘南新宿ライン、そして日吉駅では横浜市営地下鉄(グリーンライン)に移動できるため、利用する頻度は自然と高くなることでしょう。
このほか中目黒駅では東京メトロの日比谷線に、自由が丘駅では東急大井町線に、それから菊名駅ではJRの横浜戦に乗り移れる点は、暗記しておいたほうがよいポイントとなります。
この駅の利用率は、歩いてもすぐに辿り着いてしまう範囲に武蔵小杉駅があるために少な目だといわれてきました。しかし2000年代半ばから増え気味に転じています。1998年から2003年までの調査では、1日平均の乗客数が12000人前後で推移していました。しかし2004年から2008年までは立て続けに増加しており、特に2007年と2008年は連続して13000人を上回る勢いを見せています。
この駅が所在する川崎市中原区は、商業施設や文化施設のバランスが良いエリアとして有名です。住民が増え続けていることもあって高齢化の状況にもまだゆとりがあります。もっとも要介護認定者がかなりの人数に達していることや、少子化が顕著なことなど、不安材料も多々あるのですが。
このような事情を総合すると、新丸子駅の周辺で老人ホームに入りたいなら、なるべく多くの施設を見学することと、公的な施設に申請を早めに出しておくことが大事でしょう(特に、費用が安くなる施設を希望する場合は、これは重要です)。
地価の高さなどの理由から、グループホームのような特別な例を除くとなかなか安上がりの施設は発見しがたいという現実はあるのですが、その分時間と労力を渋らずに、見落としのない情報収集を心がけることが求められます。