きれいな市街地を散歩できるのは気分がいいものです
江戸川台の一帯は、昭和の中ごろに大がかりな宅地開発の対象となった土地です。高級住宅地としてステイタスを持つ、田園調布をモデルとして設計された街並みは、清潔感と美しさが感じられます。江戸川台駅が発足したのはそのような都市整備がはじまる前夜だったと伝えられていますが、その後一貫して移り住んできた市民の大事な足として機能してきました。駅の周辺は、市役所の出張所のような行政機関や金融機関の支店などが集まっており、当然のことながら商業施設なども建てられていますが、道に沿って歩いているとわりとすぐに住宅街に突入します。東京大学の柏キャンパスをはじめ文教施設の多さが目立つのも、江戸川台駅の周辺の特徴のひとつです。江戸川台駅の目の前は大きなロータリーがつくられているため、バスやタクシーの利用は簡単です。路線バスは、京成バスや東武バスグループのほか、市営のコミュニティバスで成り立っています。江戸川台駅は、東武野田線に所属しています。2区間進むと流山おおたかの森駅に到着します。この駅は、つくばエクスプレスへの乗り継ぎをする場所として近年注目度が高まっています。さらに2区間進むと柏駅が登場します。柏駅は、JRの常磐線に乗り換える利用客が多い駅です。反対方向については、すぐに着く乗り換え用の駅はありませんが、春日部駅まで行けば伊勢崎線に乗り換えるチャンスが発生します。江戸川台駅の利用率は、1980年代が絶頂期だったと報告されています。その後は下降線をたどってきました。1日ごとの乗降客数は、世紀が移り変わる時期に30000人を割っています。そして2011年になると25000人以下に落ちました。近年は横ばい傾向になりつつあるものの、まだ減少がストップしたと安心できる状況ではないようです。江戸川台駅の近隣で介護施設を探すときは、駅から近い範囲と遠く離れた範囲の両方を、バランスよく探すことが大事でしょう。江戸川台駅エリアの場合は、施設があちこちに点在していますし、共通した傾向なども特に見当たらないからです。ただしグループホームについては、ほかの施設より多く建てられていることは容易に確認できます。また、サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームを発見することも難しい作業ではないでしょう。高額な施設も見られますが、安い施設と契約できたときは、月額使用料と入居一時金のそれぞれが10万円台くらいで収まるチャンスがあるでしょう。









































